by wikipedia
都内の動物園と言えば、上野動物園が有名です。
しかし!
私のオススメは多摩動物公園です。
都心からは離れますが、その分広さも十分あるため、混んでも上野動物園のような混み方にはなりません。
子どもと一緒に、またはデートとしてピクニック気分でくるのもいいかもしれませんね。
今回はそんな多摩動物公園について紹介します。
目次
多摩動物公園基本情報
【住所】東京都日野市程久保7-1-1
【アクセス】
京王線:多摩動物公園駅
多摩モノレール:多摩動物公園駅 それぞれから徒歩1分
【営業時間】9時30分~17時
【定休日】毎週水曜日、12月29日~1月1日
【入園料】大人600円、65歳以降300円、中学生200円(※)、小学生以下無料
※都内在住・在学の中学生は無料
【エリア】
・アジア園
・オーストラリア園
・アフリカ園
・昆虫園
map_tama(園内マップはこちら)
多摩動物公園の魅力
無柵放養式展示で動物が見やすい
今では当たり前になりつつある柵のない展示。
実は国内でも早く取り入れた動物園こそ、多摩動物公園です。
全ての動物が無柵放養式展示とういう訳ではありませんが、ガラス張りで非常に近く見ることができたり、トラなどの大型動物が自由に歩き回る姿を見ることができます。
他にも現在、耐震工事中ですが、ライオンバスがあります。
地図を確認するとライオンのスペースがとっても広いですよね。なんとここの中、バスで周りライオンを間近で見ることができるのです。
サファリパークでは当たり前にあることですが、動物園としてバスで近くまで寄れる展示を行ったのは多摩動物公園が最初なのです。
2016年から発着場の耐震工事が開始され、2020年の春に終了予定です。ぜひ乗りたいですね。
オーストラリア園は実は少ない
日本から比較的近いオーストラリアですが、国内の動物園でオーストラリアというかオセアニアに絞った展示を行っているところは実は少ないんです。
しかもワラビー、ワラルー、カンガルーと大きさの違いを見ることができるのもいいですよね。
とは言えカンガルーは比較的どこの動物園にもいます。
でも、あの可愛いコアラは国内で展示している動物園は8箇所のみです。
関東ですと、この多摩動物公園の他に埼玉県こども動物自然公園、横浜市立金沢動物の3箇所です。
ちなみにコアラはユーカリしか食べないわけですが、このユーカリが日本には自生しておらず、その結果餌代が高いため、コアラの展示をしている動物園が少ないのです。大阪の天王寺動物園でも将来的に展示を中止するとニュースにもなるぐらいです。
また国内では多摩動物公園でしか見られないのがタスマニアデビルです。
確認したら、アジア全体を見てもタスマニアデビルがいるのは多摩動物公園だけです。
現在感染病が広まっている関係でオーストラリアでも数が減っている絶滅危惧種のタスマニアデビル。
でもとっても可愛らしいですよね。
珍しい動物が見られる
タスマニアデビルの他にも珍しい動物を見ることができます。
- ユキヒョウ
- ゴールデンターキン
- モウコノウマ
- シフゾウ(四不像)
野生絶滅種。現在、野生に戻す試みが行われています。
- シャモア
シャモアは危惧種ではありませんが、現在日本国内に多摩動物公園に一頭(モンブランちゃん)のみです。
- ワライカワセミ
- キングチーター
中でもオススメがキングチーターです(下の写真は普通のチーターですみません)。
普通のチーターの模様は斑点模様ですね。しかしキングチーターは斑点ではなく帯状の模様をしているのです。
このキングチーターは突然変異かつ、劣性遺伝のため、生まれることがとっても少ないのです。国内でもここだけです。
昆虫好きにはたまらない昆虫園
昆虫園は室内展示で、自由に大量の蝶が飛び回っています。
とっても綺麗ですが、私のような蝶嫌いにはとっても辛いですwww。
他にもハキリアリという葉を運んで巣作りをする様子も見ることができます。虫好きにはたまりませんね。
実はすごい多摩動物公園の繁殖活動
繁殖賞という賞をご存知ですか
繁殖賞(はんしょくしょう)は、日本動物園水族館協会が規定している表彰の1つ。協会に加盟する園館で、飼育動物の繁殖に成功し、かつ、それが日本で最初であったものに与えられる。
引用:wikipedia
そんな繁殖賞を多摩動物園は94回獲得しています。
そのためかどうかはわかりませんが、毎年動物の赤ちゃんを見ることができます。
2017年にはチーターの三つ子が生まれて4月から公開されています。
他にもゴールデンターキンやキリンの子も公開中です。
また6月にユキヒョウの子も生まれたので、公開が待ち遠しいですね。
また非公開ではありますが、トキの繁殖も行われています。
まとめ
多摩動物公園は都内で一番の広さを誇るとともに広陵地帯にあるため、結構坂が多くて歩きます。
中にはシャトルバスもあるので、利用するといいでしょう。
今回紹介していませんが、動物のふれあいや餌やりタイム、職員による動物解説やオラウータンのハンドウォークなど、他にも見所いっぱいです。
都内にお住みであれば、一度は行く価値のある動物園です。