日本でフレックスタイムが広まらない、使われないのはなぜか?

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フレックスタイム制という言葉は聞いたことがありますか?それともあなたの会社では採用されていますか?

フレックスタイム制が好評なのに廃止へ向かう理由

上記の記事のように、最近ではフレックスタイムを廃止する企業もあります。

私の会社でもある程度の職位になるとフレックスタイム制が導入されているのですが、実際は全く活用されていません。

そのような現状もあったので、私個人的になぜフレックスタイムが活用できていないのか、なぜ広まらないのか、考えてみましたので、ご紹介いたします。

フレックスタイムの概要

フレックスタイムとは?

フレックスタイム制とは、労働者自身が一定の定められた時間帯の中で、始業及び終業の時刻を決定することができる変形労働時間制の一つである

引用:wikipedia

多くのフレックスタイムを導入している企業では必ず仕事をする時間(コアタイム)と自由に仕事の時間を設定できる時間(フレキシブルタイム)に分かれていることが多いです。

メリット

自由に働く時間を調節することが可能なため、残業等の労働時間を短くできる可能性があります。

また研究職、デザイナーなどなど、専門職系では時には仕事の都合で時間をかけなくてはいけないこともあるでしょう。遅くまで仕事をやった次の日は短く調節することができるという点です。

また自由に時間を設定できるということはある程度の裁量が与えられていると言い換えることができます。そのため、仕事が終われば早く帰ることもでき、責任感や仕事に対するモチベーションが上がることもあります。

デメリット

コアタイムがあったとしても、同じ時間に出勤するわけではないので、コミュニケーションをとる時間が減ることです。

また責任感が伴う分、ルーズになる人は仕事の効率が下がる可能性があります。

時差出勤との違い

フレックスタイムとよく混同されるのが「時差出勤」です。

時差出勤は一日の労働時間が決まっており、業務開始時間が異なっています。

例えば、8時間労働(途中休憩1時間)とした場合、朝8時に出勤して15時に帰るか、10時に出勤して19時まで仕事をするか、選択できるようなものです。

対してフレックスタイムは週や月の労働時間が決まっており、それを自由に組むことができるため、10時間労働の日もあれば、6時間労働の日もあるということです。

活用できない理由

みんな一緒でみんないいという考え

表現に問題はあるかもしれませんが・・・

昔は会社を一つの家族のように感じていたと聞いています。

それならば、「みんな一緒に始めて、みんなでやろう」そんな考え方はあることでしょう。

しかし、今の労働環境や会社に対する考え方も変化しています。

決まった時間に一斉にやる意味がある製造現場などでは、これはチームワークを高める点で効果があると感じます。

しかし、それ以外の職種では必ずしもそうではありません。

個人のスピードや業務の兼ね合いを考慮しながら、高い生産性を求められているのです。

おそらく、各個人の生産性よりも会社としての団結力というのでしょうか、そういうものが重視されているほど、制度が導入されない、使えないのではないかと思います。

コミュニケーション不足

デメリットの一つに書きましたが、集まる時間がバラバラなため会議等の時間の設定が難しくなります。

でも考えてみてください。

その会議はみんなが必要ですか?会議の目的は明確ですか?

会議とは、多くは決断する場です。つまり決裁者と提案者がいれば問題ありません。

そのため、その前段階の話であれば、担当者同士のコミュニケーションや上司部下のコミュニケーションで解決することも可能と考えます。

また時間がバラバラだったとしてもある程度前もって決めていれば、問題はないことでしょう。

その点でもまずコミュニケーションが足りないように感じるのです。

信頼感、責任感の欠如

コミュニケーション不足と同様に信頼感、責任感の欠如があります。

デメリットとしてルーズな社員のことをよく考えるでしょう。

でもこの時点でその社員に対する信頼感がありません。

そしてその社員もまた仕事に対する責任感がないのかもしれません。

会社全体の社員教育につながりますが、そもそもそのような部下を信頼できない上司も責任感のない社員がいることは一つの問題です。

信頼していない、責任感がないからこそ、新しい制度導入が遅れたり、導入しても使えない状況になるのではないでしょうか。

成果よりも作業することに意味を感じている

最後に昔ながらの日本企業の特徴かもしれません。

成果よりも作業をやることを重視している点です。

決まった時間で決まった仕事をこなし、早く終わったら、次の仕事をやる。

この繰り返しです。

そもそもその仕事は本当にやらなくてはいけないことでしょうか?

仕事で重要視されるべきは仕事量ではなく、成果ではないでしょうか。短い時間で同じ成果が得られるのであれば、その方が休息もとれ、次の活力になります。

でもその点がうまく広まっていないんだと思います。

まとめ

フレックスタイムが広がらない理由には昔ながらの働き方があると思います。

仕事はなんためにするのか?その為にはどうしたらいいのか?

それを考えると、画一的な働き方ではなく、多様な働き方もあっていいと思います。

それは会社の上の人だけなく、働く人それぞれが考えた方がいいことかもしれませんね。

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