【資格取得】国家資格知的財産管理技能検定3級合格ー独学勉強法

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2017年3月に受験しました国家資格「知的財産管理技能検定3級」に無事合格しました。

3週間の独学で合格できましたので、今回はやった勉強法についてご紹介します。

知的財産管理技能検定

知的財産管理技能士

知的財産管理技能士(ちてきざいさんかんりぎのうし)は、技能検定制度の一種で、国家資格である。略称は知財技能士。 職業能力開発促進法第47条第1項により厚生労働大臣が指定する指定試験機関(一般社団法人知的財産教育協会)が実施する知的財産管理に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。2008年に技能士に新たに追加された職種である。

引用:wikipedia

知的財産管理技能検定は2008年に新たに技能士として追加された知的財産管理技能士という国家資格を取得するための試験になります。

2008年ということで、国家資格の中では比較的新しい部類の資格です。

ちなみに技能士資格のため、名刺に記載することも可能です。

※私は載せていませんが・・・

さらに総理官邸の会議の一つである知的財産戦略本部にて、「知的財産推進計画2017」が決定しました。

2点大きなところをピックアップしました。

  • 地域中小企業及びその支援者の知財意識を高めることにより知的財産への適切な取 組を促すため、知的財産管理技能士資格の取得を奨励する。(P.46)
  • 知的財産に関する国民の理解の向上を図るため、啓発活動を推進するとともに、例えば知的財産管理技能検定など、知財関連資格の取得を推奨する。 (P.57)

このように、政府として、知財の資格の取得が推奨されるほど、現在注目されている資格になります。(2017年8月追記)

知的財産とは

知的財産とは、発明、考案、植物の新品種、意匠、著作物その他の人間の創造的活動により生み出されるもの(発見又は解明がされた自然の法則又は現象であって、産業上の利用可能性があるものを含む)、商標、商号その他事業活動に用いられる商品又は役務を表示するもの及び営業秘密その他の事業活動に有用な技術上又は営業上の情報をいう。

引用:知的財産基本法第2条

簡単にいうと、人が作ったモノやアイディア、技術などのことを知的財産と言います。

そして、それに関わる権利が知的財産権です。

身近な例でいうと、

写真や絵を撮ったり、趣味で作曲をすれば、それには著作権が発生します。

®️と名前に付いているもの商品はその商品の名前に商標権が付いています。

またその商品のデザインには意匠権が付いているかもしれません。

さらに新規の技術であれば、特許権実用新案権を申請することもできます。

知財検定の内容

知財管理検定は年3回3月、7月、11月に行われます。

3級は知的財産管理に関わる初級の技能者が通常有するべき技能、知識を問われる試験になります。

試験は2つに分かれます。

学科試験:マークシート形式 30問 45分間

3択で正解の文言や文章を選択します。

実技試験:記述式 30問 45分

形式は2種類あります。

  1. 会話文から、法律に適合しているかを問い、その理由を選択肢から選ぶという形式
  2. 文章中の空白を指定されたワードから選択して穴埋めする形式

試験の難易度

学科、実技ともに70%以上で合格になります。

片方ダメだった場合、次回落ちた方だけを受験することも可能です。

合格率も70%なのでちゃんと勉強していれば、比較的合格しやすい試験です。

そのため、これから勉強をする人にもいいですし、もしメーカーやコンテンツを扱う仕事をしている人であれば、どんな業種でもとっていい資格だと思います。

合格!独学勉強法

使用したテキストと問題集

実際に使用したテキストと問題集

・テキスト:公式テキスト改訂8版

・問題集:スピード問題集 2017年度(学科、実技ともに)

以下、各書籍の最新版になります。

実際に知財関係の業務に就いている人はテキストはいらないかもしれません。

ただし、問題集は学科、実技ともに最新版のものを購入するようにしてください。

なぜ、最新版のものかというと、法律は年によって少しずつ変わることがあります。

そのため、新しい情報を元にした勉強が必須となります。

特に公式テキストの最新版であれば、最新試験に近い情報になります。

※私が勉強した時も1年前に実際に出題された問題が、今では不正解になるものがありました。その原因はちょうど前の年に新たに施行された条約があったためです。

勉強時間と勉強方法

勉強期間:3週間

勉強時間:1日1〜1.5時間 合計30時間程度

※管理人は仕事で特許や商標を見ることがあったので、全くの初めての方はもう少し時間をかけた方がいいと思います。

勉強は次の3段階に分けて行いました。

第1段階(5日程)

テキストをざっと読む。わかりにくかったところをもう一度読む。

第2段階(14日間)

問題集を3回通す

ノートは使わず、間違えたところにチェックを入れる感じです。

第3段階(3日)

チェックが多いところをテキストを確認しながら、ノートにまとめる。

公式ホームページの過去問3年分を試験直前に解く。

ざっと内容を把握した後、問題集を解きながら、知識をつけていくという流れで勉強を行いました。

これによって

  • 試験形式に慣れる
  • 試験の傾向と重要点を学ぶ

ことができました。

特に私の場合、特許商標は仕事柄、見たり検索したりするため、その二つに関しては既に知識がありました。

そのため、著作権や実用新案権、国際法など今まで知らない部分について、重点的に勉強を行いました。

また知財管理検定は、文章を読み込むことが重要になります。

「ある、ない」の語尾、似たような語句など、ぱっと見で問題を解くと間違えやすい問題が多数出ます。

また問題集にもまとまっていることですが、期間に関する問題はしっかりできるようにしましょう。

具体的には各知的財産権の有効期間や出願から審査請求までの期間などです。

問題の解き方の大事な点としては、実技の会話文や文章問題の時間を確保することです。

そのため、単なる知識問題は早急に片付けてしまいましょう。

TPPの影響で、法律が変わり、試験が変わる可能性

17/11/29 追記

TPP(環太平洋パートナップシップ協定)の「総合的なTPP等関連政策大綱」について17/11/24改訂版が出ました。

知的財産に関わるところを一部抜粋しました。

TPP 等 の締結に必要な国内実施のため、国内法との整合性に留意しつつ、必要な 措置を講ずる。

また、TPP 等 を契機として、輸出促進に向けた地理的表示(GI)等に関 する措置を講ずる。

引用:総合的なTPP等関連政策大綱

つまり、TPPに実施に対して、知的財産に関わる法律の一部変更の可能性が出てきました。

すぐではありませんが、変更があり次第、こちらでも発表します。

まとめ

3級は2級に比べると合格率は高いです。

知的財産はネットを使っていると、SNSでの写真の投稿を始め、知っておいて損はない知識が多く、現在受験者の数も注目度も上がっている資格です。

勉強を適切に行えば、問題なく受かる試験です。

開発関係の業務をしている人だけでなく、今後勉強を始める人にもオススメの資格です。

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