【生き物から人生を学ぶ】好機をじっと待ち、一点突破するイリエワニの生き方

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「生き物から人生を学ぶシリーズ」

このシリーズでは、生き物(主に動物)の形態や体の仕組み、生態と行った生きていく上で進化した生き様に着目して私たち人、そして人の社会に役立つことを紹介するシリーズです。

今回はイリエワニです。

イリエワニはワニ目クロコダイル科クロコダイル属に分類されるワニの一種です。

そしてワニの中では、最も巨大なワニです。

ワニ自体はいろんな動物園や水族館などで飼育されていますが、

日本でイリエワニが見られる場所はたったの2ヶ所。

上野動物園には1匹

対して、バナナワニ園にはたくさんのイリエワニがいます。

さらにアルビノ個体であるシロワニもいるんです。

イリエワニは日本には生息していません。

しかし過去には海流に乗って沖縄や奄美では目撃されたことのある動物なのです。

今回はそんなイリエワニの生き方について紹介します。

イリエワニの生態を学ぶ

東南アジアに生息するイリエワニ

イリエワニはインド南東部からオーストラリア北岸部に跨がる東南アジアの熱帯、亜熱帯地域に生息しています。

イリエワニは名前のように入江やマングローブ林などの淡水と海水が混じり合う汽水域に生息します。

イリエワニは汽水域に生息するようにワニの中で唯一、淡水、海水のどちらでも生きることができます。

その結果、なんと海流に乗って他の島に移動することもあるんです!

日本での目撃例もおそらく流れ着いたイリエワニだろうと言われています。

世界最大級!あっと驚くイリエワニの大きさ

イリエワニは世界最大級のワニです。

オスの大きさは4~7mほど、体重は200~1000kg

メスはオスに比べると小柄で、2~3mほどです。

大きさは生息地やその環境(食べられる餌の種類)により変わってきます。

捕獲されたイリエワニの中で最大のサイズ」としてギネスブックに乗っているのは

フィリピンで捕獲された「ロロン」です。

このロロンがなんと!

体長6.17メートル、体重1.075トンです!

なんという大きさでしょうか!

大きさの想像がつかない方はぜひこちらのサイトを見てください。

各地の動物園にいる巨大なイリエワニの写真が載っています。

大きさだけじゃない!?生態系の頂点に君臨するイリエワニ

イリエワニが恐ろしいのは、何も大きさではありません。

最も恐ろしいのは、イリエワニの噛む力です

イリエワニの噛む力は「260kg/cm2」です。

これだけじゃ、何がなんだかわかりませんよね。

ちなみに人の噛む力は「12kg/cm2」、百獣の王ライオンの噛む力は「70kg/cm2」です。

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なんと、イリエワニはヒトの20倍、ライオンの4倍もの噛む力を持っているのです。

さらにイリエワニはとっても攻撃的!

魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類、昆虫類などどんな生き物の肉も食べてしまうのです。

先ほど出たギネスにも載った「ロロン」は、地元の人を食べた人食いワニとして捕獲された個体だったのです。

これだけ強いと人もひと噛みでやられてしまいます。

さらにイリエワニはこの強力な噛む力を生かすために、隠密行動が得意です。

これがイリエワニの恐ろしいところです。

音もなく静かに獲物に近づき、一瞬の隙に噛み付きます。

強力な噛む力によって少しでも噛んでしまえば、獲物は逃げることができません。

噛まれたあとは、水の中に引き込まれて窒息させられてしまうのです!

さらにイリエワニは尻尾を巧み使って、水の中からジャンプすることができます。

そのため、あの巨体でありながら、飛んでいる鳥さえに捕まえて食べてしまいます。

このように隠密性と噛む力を持ち合わせたイリエワニは、生態系のトップに君臨しており、私たち人にも脅威なのです。

※以前訪れたオーストラリアのケアンズではイリエワニが出るために、ビーチは使用禁止でした。その代わりに海外線に人工海水プールが無料開放されています。

最恐最強の狩人!イリエワニの生態から人生を学ぶ

一点突破の武器を磨くこと

イリエワニは淡水・海水どちらも平気で、尻尾を使ってジャンプしたり、とかなり活動的に思えるかもしれません。

しかも、イリエワニも変温動物。

普段は日光浴して体を温め、動かないことほとんどです。

そんな動かないイリエワニも、生き残るためには獲物を狩らなくてはいけません。

しかしイリエワニは瞬発力はあっても、持久力がなく、遠くに移動することはありません。

そこでイリエワニは進化の過程で「噛む力」という武器として特化させたのです。

噛む力が強いおかげで、一度捕らえた獲物は逃しません。

結果、この一つの大きな武器のおかげで、狩りの成功率がとても高くなっています。

これは人が専門性を磨くのに通ずるものがあります。

どんな業種、職種であっても

  • 「その人しかできない仕事」
  • 「その人に頼めば間違いない仕事」

が出てきます。

例えば、AIや人工知能の高度専門職業人はその例です。

その人の持つ強み、その人だから持つ強みはどんなことであれ、磨けば磨くほど輝きを増し、影響力が上がります。

逆にその強みで一度職を掴んでしまえば、会社にとっていなくてはならない存在になります

さらに一つの会社に固執することもありません。

営業で鍛えた会話力で、その会社で出世することもできますが、その会話力を生かして、会話のインストラクターなど、活躍できる場面を増やすことができます。

日本の多くの企業は昔から、いろんな部署を経験し、管理職になるゼネラリストを評価する傾向にありました。

しかし、今は大きく時代が変わってきました。

先ほど出たAIや人工知能の高度専門職業人のように、何かに特化したスペシャリストは今後企業が喉から手が出るほど手に入れた人材であり、新入社員でも管理職レベルの給与を払ってくれるます。

あなたの持つ強み、強めたい分野を見直して、自覚するとより伸ばしていくことが今後、活躍できる人材です。

いつかのために武器を磨く

イリエワニの噛む力はすごいです。

ですが、いつでもその武器を使うわけではありません。

獲物を狩るその一瞬に全ての力を掛けるのです。

狩りの一瞬に力を蓄えるため、普段は力を振るいません。

狩りの時も直前まで隠密に、気付かれずに動きます。

そしてここぞという時に、一気に動いて獲物を仕留めるのです。

あなたが持つ能力や得意なことは必ずしもいつも役立つとは限りません。

それどころか、必要ない時に使っては、ただ体力を消耗するだけです。

それでも大事なのは必要な時に全力を出せるように、準備しておくことです。

必要な時がいつ来るかわかりません。

しかし、その時を逃してはいけません。

いつでも発揮できるように

その武器を常に磨き、必要な時に発揮できるようにしておくのです。

それがチャンスを逃さなず、つかむことにつながるのです。

まとめ

イリエワニは「噛む力、隠密性」によって、生態系の頂点に君臨しています。

私もみなさんも、イリエワニのように自分の強みを見つけ、強みを発揮することで望む未来を掴んで離さないようにしてほしいな、と思います。

誰でもイリエワニなんかに負けないバイタリティを持っています。

今は気づいていないかもしれませんが、持っている強さを活かして、成功と幸せを勝ち取りましょう!