ミニマリストの誤解と一番大切な考え方 | つむぎログ

ミニマリストの誤解と一番大切な考え方

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一時期ミニマリストということがニュースなどにも話題になりましたが、今は完全に聞かなくなりましたね。

私は「極端にモノがない殺風景な部屋に住んでいている人がよくフォーカスされた」のが一つの原因なのではないかなって思います。

確かに表面的にミニマリストを見れば、その生活が良さそうには見えません。

メディアの印象操作的なところはあると思いますが、ミニマリストについては大きな誤解が存在します。

ミニマリストの考え方、それ自体は生活を豊かにする1つのツールです。

今回は、ミニマリストについて書いていきます。

ミニマリストについての大きな誤解

ミニマリストが流行ったきっかけ

きっかけは様々ですが、次の本の影響が大きいのではないでしょうか。

代表的なものを3つあげてみました。

中でも「フランス人は10着しか服を持たない」はいまでもそれなりに人気のある本ですね。

これらの本が出はじめたところから、ミニマリストという言葉が広まったように思います。

でも読んでみると、これらの本には大きく分けると2種類あります。

それは「断捨離」と「持たなくても満ち足りた生活」です。

でも後者ってあまり聞かないんじゃないですか?

断捨離≠ミニマリスト

誤解の1つ目としては、「断捨離」すれば「ミニマリスト」になるわけではないということです。

はっきり言えば、「ミニマリスト」のものの考えと、「断捨離」によるものの考えが異なるのです

断捨離は字の如く、「捨ててものを減らすこと」です。

対して、ミニマリストは、「最小限のもので生活する人」です。

ミニマリストになる前には必ずといってモノは捨てます。

ただし、必要なものは残します。

例えば、ゲームが好きな人なら、ゲームはほとんど捨てずにしっかり持ちます。

対して断捨離はなるべく数を減らします。ゲーム好きでも最近やっていないゲームは捨てるかもしれません。

ミニマリストが消費を停滞させるわけではない

テレビで「ぼくたちに、もうものはいらない」の著者佐々木 典士氏の部屋が映ったことがあります。

めちゃくちゃ殺風景な部屋でしたね。

その部屋を見た人のコメントとして「こういうのがいるから消費が減って経済が停滞するんだ」というのがありました。

実際、ミニマリストは最小限のもので暮らす為、消費が少なく、経済的だと思っている人が多数います。

ミニマリストと高らかにいっているブログの中にも、ものを減らしたことによる節約を書いたりする人がいます。

でも、これは大きな誤解です。

ミニマリストがものを最小限にするのは、ものを持つことによるストレスを減らし、幸せになるためです

つまり、

  • 常に置いておかなくてもすぐ変えるものは家に置かない
  • 他の人にお願いできるなら、やってもらう
  • 管理が大変なので、機能が良いもの1つに集約する

といった手法をとるのです。

つまり、家庭におけるアウトソーシング化をすることで、自分が集中したいところに頭を使おうとしているのです

例えば、家の近くにコインランドリーがあるなら、家に洗濯機はいらないようなものです。

でも、どっちがコストメリットがあるかと言えば、洗濯機を買ったほうが長期的にはお得でしょう。

ものを少なくすることが目的ではない

先ほども書きましたが、ミニマリストがものを減らすのは、持たなくても満ち足りた生活をするためです。

ものを少なくすることは手段であって、目的ではありません。

モノが少ないところだけフォーカスされているため、ここが一番の誤解の原因かなって思います。

ミニマリストはものを減らすことで

  • 管理によるストレスを軽減する
  • 必要なところに集中する
  • ものよりも人を重視する

人によって様々です。あくまで目的は別のところにあるのです。

ミニマリストから学ぶ大事な考え方

私自身、引越しを期に、ものすごく断捨離して、モノが少なくなったことがあります。

実際にはその後、必要な部分はより厚くし、必要ないと思った部分はさらに減らしました。でもまだまだミニマリストとは言えませんが・・・

ミニマリストの生活から学べることは大きく2つあります。それについてまとめて見ました。

大事なのはものではない

家の中でモノが多いと、

「あれってどこに置いたっけ?」

「ものが多くて掃除が大変だわ」 などなど

生活に不満を抱えることがあります。

ものを持つことは所有欲を満たし、幸せな気分になります。でもそれが時間が経ってストレスになるなら、本当に必要なのでしょうか?

もし、そのものを管理するストレスや時間が必要なかったら、もっと別のところを大切にできるんではないでしょうか。

実際、家族でモノを少なくしている人たちは、家族が顔をあわせる時間を増やすために行なっているのです。

あなたが生活において重要視することは何でしょうか?

それはものを管理することではありませんよね。

もう一度、あなたが重要視することを振り返ってみて、生活を見直してみてはいかがでしょうか。

私たちはすでにものに満ち足りた生活をしている

先ほどあったようにミニマリストは生活のアウトソーシング化を行います。

逆に言えば、それができる環境ってすでにものに満ち足りてはいませんか?

ちょっと出かければ、「コンビニ」がある。必要なものはすぐにネットで購入できる、など。

本当に田舎にいるのであれば、何かあった時のために備えて持っておくことも大事です。

でも、それなりの都市であれば、今はものはすぐに手に入ります。

それほど、たくさんのものに囲まれているのです。

それに気づくと、自分の置かれた環境の良さを感じることができると思います。

最後に

ミニマリストはすごく勘違いされやすい言葉だと思います。

でもそういった生活をする人たちは何もものを減らすことを目的としているわけではありません。ものを減らすことはあくまでも手段です。

自分の生活をより幸せなものにするため、自分が大事なことをもっと大切にするため、ものを減らすという手段をとっているだけなのです。