【生き物から人生を学ぶ】こだわりは身を滅ぼす!?ジャイアントパンダの生き方

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白黒の模様に、可愛らしい表情。

そんな動物と言えば、大人気の「ジャイアントパンダ」ですね。

2017/06/12には上野動物園のパンダが出産したニュースが流れました。

※順調に育っているようで、一安心ですね(20170815追記)

そんなパンダの経済効果はものすごく、「客寄せパンダ」という言葉ができるほどです。

「生き物から人生を学ぶシリーズ」

このシリーズでは、生き物(主に動物)の形態や体の仕組み、生態と行った生きていく上で進化した生き様に着目して私たち人、そして人の社会に役立つことを紹介するシリーズです。

今回は、ジャイアントパンダの生き方を学んでいきましょう。

ジャイアントパンダの生き方を学ぶ

ジャイアントパンダの生息地

野生のジャイアントパンダは中国(甘粛省、四川省、陝西省の秦嶺山脈・岷山山脈)に生息します。

具体的には中国の内陸部で、上記のそれぞれの生息地はかなりの距離が離れており、生息地が完全に分断されています

現在、野生では1500頭以上いると言われていますが、都市開発などにより、森が減少していることから、パンダの生息地も減少してしまう懸念があります

「パンダ」ってどんな意味?

パンダといえば、笹を食べるジャイアントパンダを想像すると思います。

その想像は素晴らしい

何と「パンダ」とは竹を食べる動物のことを意味するんです。

竹を食べる動物は他にもいますね。

現在、パンダと名前がつく動物は2種類います。

ジャイアントパンダ

今回の主役。

分類としては、肉食目クマ化ジャイアントパンダ属に属します。

上記の分類の通り、実はクマの仲間です。

レッサーパンダ

そしてもう1つの竹を食べる動物がレッサーパンダです。

レッサーパンダも可愛らしいですよね。

数年前、2本足で立つ千葉市立動物園の風太くんで一気に有名になりました。

レッサーパンダは肉食目レッサーパンダ化レッサーパンダ属です。

イタチ科に近い種です。

この2種類は竹を食べることからパンダという名前の共通点がありますが、分類上はすごく離れています

余談

ちなみに初めにパンダという名前が付いたのは「レッサーパンダ」です。

その後、「ジャイアントパンダ」が見つかり、区別するために「レッサー(小さい)」が名前に入れられたと言われています。

ジャイアントパンダは美食家!?好みが激しい一面

ジャイアントパンダはクマ科のため、本来は雑食の動物です。

果物は、もちろんのこと生物的には肉も食べることができるはずです。

でも、ジャイアントパンダといえば、笹を食べているあの可愛らしいところですよね。

実際に、90%以上は笹を食べています

しかし、どんな竹でも食べるかといえば、そうではありません

冷箭竹や華桔竹、大箭竹、豊実箭竹といった竹を好んで食べると言われています。

例えば、和歌山アドベンチャーワールドにいる永明(メイメイ)は、まず竹の香りを確かめ、その中で見つけた好みの竹の中で、好きな部分の一部しか食べないそうです。

さて、竹を食べるジャイアントパンダですが、クマ科ですので、草食動物のような長い胃腸を持っていません。

そのため、一日に12〜16kgの竹を食べますが、消化し、栄養とできるのはわずか数本分と言われています。

パンダは竹100gのうち17gしか栄養を取れないのです。ちなみに他の草食動物では100gの草から約80gの栄養素を取ると言われているので、その少なさがよくわかります。

摂取エネルギーが少ないので、エネルギーの消費を抑えるために、起きているときは笹を食べ、それ以外の時間は寝ているのです。

異性に対する選り好みも激しい

ジャイアントパンダが絶滅の危機に瀕している理由は

  • 竹が減ったこと
  • 密猟が行われたこと

これだけでなく

  • 異性に対する選り好みも激しく、子孫が少ないこと

が理由に挙げられます

まず強いオスと交尾をする動物が多いですよね

しかし、ジャイアントパンダの場合、

メスがオスを気に入らなければ、交尾をしません

それどころかひどい場合は、縄張りを犯したものとして襲い掛かります。

このような理由から、動物園のパンダは繁殖させるために、別の動物園から移したり、中国から別のパンダをレンタルするようなことを行なっています。

※ちなみに、ジャイアントパンダは絶滅危惧種に指定されていることもあり、日本にいるパンダの全てが中国からのレンタルという扱いになっています。

可愛らしい見た目と強いこだわりを持つジャイアントパンダから人生を学ぶ

偏りすぎると身を滅ぼす

ジャイアントパンダは笹を主食にしています。

ただ、笹がなくなった時にはどうなるか?

間違いなく、多くジャイアントパンダが餓死してしまうでしょう。

竹は周期的に花を咲かして、一斉に散るという現象を起こします。

この時、ジャイアントパンダが食べることができる竹が減ってしまうため、栄養が不足してしまい、結果飢えてしまいます。

日本の社会ではご飯が食べられないなんてことはあまりありません。

だからこそ、誰もが自分の好みに合ったものを選ぶでしょう。

それは食べ物以外でもそうです。

でも偏りすぎてしまうのもまたダメ。

新しく便利なものが出れば、生活は変わります。

そんな時、偏りすぎて時代に遅れることも選択肢の一つですが、適応して良い生活を望んで見るのも大切ではないでしょうか

選り好みしすぎると損する

ジャイアントパンダは異性を選り好みします。

そして発情期は年に1回しかも数日という短い期間です。

また生まれたからといって、その後生存率が高いわけでもありません。

育児放棄や親に潰されてしまうこともあります。

それを考えたら、ちょっとでもいいなと思った相手はそのチャンスを逃さないことが大事ではないでしょうか

私もまだまだ独身ですので、自分にも言いかけますが、

待っていても素敵な王子様やお姫様は残念ながら会えません。

もしそんな人に出会えても、その人の悪い一面を見たら、なんか嫌だなって思うものです。

でも自分だって、相手に嫌だなって思う一面があるかもしれません。

ならそれも個性だと受け止めてあげてもいいと思います。

そう思えば、もうちょっと一緒にいたいと思える異性は増え、結果として選択肢を増やすことができると思います。

一目惚れしなくても、噛むたびに味わいが出る人もいます。

生理的に無理でなければ、もう少し出会いを重ねてみては如何でしょう。

可愛いは正義

もしパンダが他のクマと同じように茶色一色だったら、今のように保護されていたり、愛される動物になっていたでしょうか?

私は茶色一色のジャイアントパンダは人々から愛されてはいなかったと思います。

先ほど、選り好みをせず、もっと広げてみることを勧めましたが、それでも見た目の良さには気を配りましょう。

だって、多くの場合、第一印象で決まってしまうからです。

パンダのように奇抜な必要はありませんが、清潔感は必要でしょう。

ジャイアントパンダだって、遊べば汚れます。

動物園のパンダのフンは臭いです。

でも可愛いから許せますよね。

誰だって欠点や悪いところはありますが、生理的に嫌だと思われないためにも、人においては清潔感を保つことも大事です。

まとめ

ジャイアントパンダは可愛い!

それは変わらない事実です。

でも、偏食、強い選り好みが自らの身を危機にさらす原因になっているのです。

ジャイアントパンダのように好みが強すぎると、自分の選択肢を狭めてしまいます。

いろんなことに興味を持ち、自分の幅を広げてみませんか?