【技術調査・マーケティング】知的財産権の簡単な調べ方

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こんにちは、管理人のつむぎです。

知的財産管理技能検定の勉強法について紹介していきました。

【資格取得】国家資格知的財産管理技能検定3級合格ー独学勉強法
2017年3月に受験しました国家資格「知的財産管理技能検定3級」に無事合格しました。 3週間の独学で合格できましたので...

資格を含めて、知的財産に関する話をすると、意外と「何で調査するのか」「どうやって調べたらいいのかわからない」という声をお聞きします。

そこで今回は知的財産を調査する意味と簡単な検索方法について紹介します。

知的財産を調査する理由

知的財産を調査する大きな理由は2つあります。

ここでは申請する必要のある知的財産権(特許、実用新案、意匠、商標)について考えてみましょう。

他者の権利に抵触しないため

知的財産は個人や会社が作った発明を保護する目的があります。

そのため、既に他者が取得している知的財産に関わる内容も使ってしまった場合には罰則が与えられます。

身近な例で言えば、スマホに関してのアップルとサムスンの話ですね。

Apple vs. Samsung 米最高裁はSamsungの意匠特許侵害の損害賠償金の見解を支持して再算定へ

この例では特許侵害ですが、他者の知的財産を侵害した場合、それによって知的財産権を保有する方に与えた影響度(例えば、本来その権利によって得られる売り上げなど)によって、損害賠償額もものすごい額に跳ね上がります。

そのため、ものづくりや発明をする場合には、他者の権利に抵触しないように作るか、権利を持っている他者に権利の使用について契約を交わすかする必要があるのです。

知らなかったでは済まない問題ですし、モノによっては先ほどのように莫大な賠償額になるため、事前の調査が重要なのです。

技術・マーケティングの調査のため

知的財産権の目的は知的財産の保護とともに、情報を広めることで技術の発展を促すことにあります

もし知的財産権が存在していなかったどんな世の中になるでしょうか。

例えば、企業Aが新しい生産方法の発明をしたとします。

知的財産権がなかったら、開発した企業はおそらくその方法を公開しないでしょう。

なぜなら公開したら、その発明を他者に利用されて、自社製品の売り上げに大きな影響が出てしまうからです。

以前、周りの国で日本の真似たものが安く出るようなことがよくありましたよね。

しかし、公開しない=隠すため、その技術について他の人は知る余地もなく、広まることがありません。

発明とは他の発明と組み合わせることで、さらなる発展を起こします。

しかし、それが発明を隠すことで起こりにくくなってしまうのです。

また同じ技術を様々な企業が個々に発明するため、発明の重複が起こります。知っているだけでもっと発展した技術が発展しなくなってしまうのです。

つまり、技術の発展速度が落ちてしまうのです。技術の発展速度が落ちれば、企業の成長も小さくなってしまうのです。

そのため、より技術を発展させる目的としても知的財産権は存在するのです。

他者の特許を見れば、さらにそれを発展させて発明もすることができます。

また他者の技術情報から、競合相手がどんなことに取り組んでいるのかという市場情報も得ることができるのです。

そのため、知的財産を調査することは技術的な側面とともにマーケティングとしても価値ある情報を得ることができる情報媒体になるのです。

誰でもできる知的財産権の調査方法

特許情報プラットフォームにアクセスしよう

独立行政法人工業所有情報・研修館の特許情報プラットフォームで知的財産を調べることができます。

特許情報とありますが、実用新案、意匠、商標も調査できます。

サイト自体もすっきりして直感的に操作することができると思います。

使い方

使い方は非常に簡単です。

左の選択で「特許・実用新案」または「意匠」「商標」を選択し、中央にキーワードを入力、右の選択で「AND」「OR」を選択して、検索するだけです。

キーワードは一般名称や他にも企業の名前でも検索できます。

他には既に特許情報があり、そこに記載のある他の知的財産を検索する場合です。

この場合、特許等の番号の記載があると思います。

このような場合は上部のタブにカーソルを置くと、上のようにプルダウンメニューが出てきます。

そこで、1番目の「番号照会」を押し、番号照会画面で、検索をすることができます。

意匠、商標についても同様に調べることができます。

まとめ

特許情報プラットフォームを紹介しました。

簡易検索が可能で、とっても使いやすいと思います。

簡易検索以上のこと、例えばパテントマップを作成するとかになるとさらに複雑になり別の方法がいいかもしれません。

知的財産情報で書かれている文章は正直わかりにくいです。

おそらく、誰が読んでも誤訳することがないような書き方なんでしょうが、慣れていないと読みにくいなって感じると思います。

そのため、気になるものがあれば、ぜひプラットフォームで検索してみてはいかがですか?