手段の目的化を防ぐ3つの方法

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勉強にも、仕事にも、目的意識を持つことが大事です。

でも、

目指していたことが袋小路に入ってしまってなかなか抜け出せなくなることもよくあります。

「その原因はなんだろう?」と冷静に振り返ってみると、本来の目的がどこかに行ってしまし、いつのまにか手段が目的に置き換わっていたことはありませんか?

今回は、このよく混合されやすい目的と手段についてご紹介します。

なぜ手段が目的と入れ替わってしまうのか?

目的についての振り返り

本ブログでは、目的について今までも考えてきました。

上位目標への意識がモチベーションに影響する理由
うまくいかなかったり、単純なことばかりやっていて、「自分は何をやっているんだろうか」と思ったことはありませんか? 仕事...

手段とは目的を叶えるためのツール

手段とは目的を達成するためのツールです。

そのため、目的を達成するためにはいろいろな種類の手段を取ることができます

例えば、「外国人の友だちを作りたい」という目的があったとします。

この目的を叶える手段としては、

  • 留学生の集まるところにいく
  • ランゲージエクスチェンジに参加する
  • 海外に行く
  • ネットでメル友を募集する
  • 友だちに紹介してもらう    などなど

いろいろな方法が出てきます。

あえて英語の勉強を入れなかったのは、目的が友だちを作るなら、日本語ができる外国人を探せば、英語などの外国語ができなくても、外国人の友達を作ることができるからです。

このように手段が目的を叶えるツールであることを意識して入れば、いろんな手段を取ることができます。

逆に手段が目的になってしまうと、全然うまくいかない方法でも別の手段を取ることが困難になり、最終的な目的にはたどり着かなくなってしまうのです。

手段が目的に置き換わってしまう理由

一番の理由としては

「なぜやるのか」という意識よりも「どうやるのか」を考えてしまうためです。

特に日本人は社会に出る前から、つまり学生時代から非常にこの傾向が多いです。

例えば、大学受験です。

大学に行く目的は、

  • 何かになりたいから、これを学びたい
  • 何かを学んでしたいことがある
  • これに興味があるから、もっと深く学びたい

ということです。

しかし受験生を見てみると、

「大学に入りたい理由」よりも

「とにかく大学に入ろう」という大学に入る

という手段自体がが目的になっているのが一般的です。

このように「なぜやるのか」という本質的な目的意識よりも「どうやるのか」が先に来てしまうため、手段が目的化しやすいのです。

また目的は状況に合わせて、変化することがあります。

しかし、その変化に対応できずにいると当初の目的が達成した後も次の目的がないため、手段を目的化します。

これは上位の目標がまだ曖昧な場合、起きやすいです。

例えば、小さい子が「医者になりたい」という夢を持っていたとします。

この子が医師になった時、どうなるのでしょうか?

  • 地域の方に安心を与えられる医師になる
  • がんの治療法を作って患者の痛みをなくす

と新たな目的を見つけたら、そのための手段を新たに取るでしょう。

しかし、目的が新たになければ、医師を続けて生活を維持することのみに執着してしまい、

患者の状態に合わせた適切な医療方法、診断方法や最新の医療に興味を持たない医師になるかもしれません。

このように

成長や環境の変化で目的も変わりますが、それが追いついていない時も目的が手段と変わるのです。

手段と目的を分けるための方法

手段が目的になる原因は以下の二つです。

  • 「なぜやるのか」より「どうやるのか」を考えやすい
  • 成長や環境の変化に対応できていない

つまり、この逆をやればいいのです。

「なぜやるのか」を考える

特に仕事には有効です。

新入社員や新しい部署への異動者、転職者など、始めは決められた仕事や上司から頼まれた仕事を行うことが多いと思います。

その仕事を引き受けた時に、「なぜこの仕事をやるか」考えてみてください。

考えてもわからないこともあるでしょう。、

そのときはぜひ上司に聞きましょう。

新しく配属された人は目的を理解していないのは、不思議なことではありませんので、上司もしっかり答えてくれることが多いです。

逆に時間が経ってからでは、「なぜ今まで聞かなかったのか?」と怒られる原因になります。

初めはどんどん聞きましょう。

また聞く前に自分で考えることで、

仕事本来の目的だけでなく、「この仕事をすることで自分がどうなりたいのか」を考えることもでき、自己成長につながるチャンスとなります。

「なぜやるのか」を繰り返す

さらに「なぜやるのか」の問いを何度も繰り返してみましょう。

これにより、より上位の目的をつかむことができます。

例えば、再び大学受験を考えてみましょう

  1. なぜ大学に入るのか → 医師免許を取りたいから
  2. なぜ医師になりたいのか → 事故患者を救いたいから
  3. なぜ救いたいのか →

このようになぜを繰り返すと、自分や所属する組織の上位の目的がより明確になっていきます。

常に自分に問いかける

そして、その問いかけを常に行うことです。

常には難しくても、定期的には行いましょう。

これは先ほどあったように環境や成長とともに目的が達成されることで、さらなる目的が必要になって来ます。

つまり、一度問いかければ済む話ではありません。

そのため、何度も何度も同じ質問を問いかる必要があるのです。

週末でも月末でも、最悪年1回でもいいです。

必ず何度も見直すことで、達成した目的を明確にし、新たな目的を設定することが必要なのです。

まとめ

手段が目的に変化るすことはよくあります。その原因は「目的を常に意識していないこと」にあります。

そのため、常に「なぜ」という質問を自身に問いかけることで、手段の目的化を防ぎ、実際に目的を叶えるための様々な手段を講じることに繋がります。

ぜひ、意識して自分に問いかけてみては如何でしょう。