日本人は苦手!?積極的に議論に参加し、価値を高める4つの方法

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自分一人では全然思いつかないことも、いろんな人と話していると思った以上に簡単に答えが見つかったりしますよね。

でもワンツーマンの会話なら、議論ができても、その人数が大きくなると議論が全然うまくいかないことって多いですよね。

特に日本の会社は欧米諸国から見ると、議論が下手とか、苦手って思われているみたいですし、実際、私たち自身も議論が苦手だと感じている人は多いのではないでしょうか。

今回は、議論すること、そしてなぜ日本人が苦手なのか、を踏まえ、改善する方法を考えていきたいと思います。

議論する意味とは

そもそも議論とはなんでしょうか。辞典で調べてみました。

議論とは、[名](スル)互いの意見を述べて論じ合うこと。また、その内容。

引用:goo国語辞典

簡単にいうと「いろんな人がそれぞれの意見を述べて、それをまとめたり、新しい独自の意見も交えつつ、話し合うこと」です。

つまり、議論はお互いの持っている考え方を共有し、新しい一歩を踏み出すことかもしれません。

なぜ日本人は議論が下手、苦手なのか?

ハイコンテクストの言語文化だから

コミュニケーション能力を上げる、ローコンテクストへの意識効果
自分を成長させるための勉強は何も座学から得られるものだけではありません。実際に動いてこそ、身につくことも多いでしょう。 ...

日本はその場の雰囲気や空気を読み、抽象的な言葉で表現するコミュニケーションをとる文化があります。

これは村社会としてのコミュニティを重視したのが現在にも残っているからだと思います。

さて、このハイコンテクストの言語文化は議論において、あまり良くない点があります。

  • 抽象的な言葉
  • 周りに合わせて意見が出なくなる
  • 上の人の意見には逆らえない空気が出る

これらは誰でも経験があるのではないでしょうか。

また抽象的な言葉は具体的に言えないことから、逆に感情的な言葉になってしまうことも多々ありますね。

このように背景を重視するコミュニケーション体系のため、議論が苦手になっています。

出る杭は打たれるから

先ほどと書いたことにもつながりますが、「出る杭は打たれる」とことわざがあります。

出る杭は打たれるとは、頭角を現す人は、とかく人から憎まれたりねたまれたりすることのたとえ。また、出すぎた振る舞いをすると非難されて制裁を受けることのたとえ。

村社会のコミュニティの安全を守るには、急に村に変化を起こすような天才はいらないのです。

ビジネスで言えば、変化に果敢に挑戦するような人はそれなりの成果が得られます。

ですが、村社会では成果を出すよりも変わらない生活の方が優先されていたのではないでしょうか。

これは今の社会にも存在します。

突飛なアイディアは会社の中で理解が得られるとは限りません。

そもそも聞いてもらえないこともあります。

これが議論ができない理由につながっています。

答えを出そうとしているから

これは私個人が思ったことですが、議論することは答えを出すことだと思っている人はいるのではないでしょうか。

議論が下手だなって思う大きなものとしては「国会」があります。

折角なので、よく議論される「憲法改正」について自分の意見を考えてください。

考えましたか?

考えてもらったことは改正について賛成でも反対でもどちらでも構いません。

ここで大事なことは自分の意見を持つことです。

さて次にそれを他の人と議論したことを想像してみてください。

最終的にどんな結論にするでしょうか。

例が国会議論の内容なので、最終的には是非を決めていることでしょう。

しかし、必ずしもすぐに是非を決めなくてはいけないのが議論ではありません。

議論はまずは「お互いの意見を聞き、理解すること」です。そして理解した上で次の考えに進むのです。

つまり、議論して決断しなくてはいけないと考えがどこかにあるからこそ、感情的になりやすいのではないかと考えます。

議論を価値あるものにするためには

苦手かもしれませんが、仕事をしていく中で議論しなくてはいけない場面は出てくるでしょう。そのための方法を4つみていきましょう。

意見を言う

まずは自分の意見を持ち、しっかり意見を言うことです。

議論するんだから当たり前と思っていても、案外できないことです。

先ほど、「憲法改正」について考えていただきましたが、次に「今の国会をよくするにはどうしたらいいでしょうか」という質問について考えてみてください。

すぐに自分の意見を言えますか?

日本ではなぜか、政治について話すことがかなりタブーになっているように思えます。

でも、政治ってすごく身近なことだし、すぐに自分にも影響が出る場合もあるのになぜなんでしょうか。

人は自分が興味がないこと、知らないことについてはなかなか意見を言うことができません。

かといって仕事で議論をするときに「分からないから答えられません」なんて言う人はいないと思います。

そのため、まずは自分の意見を持つこと、そこから始めましょう。

相手の意見を理解する

議論の最初の大事なステップは相手の意見を尊重し、理解することです。

たとえば、「憲法改正反対」とデモ活動を行なっているが、「私は賛成です」って言う人と話す機会があった場合、どんなことが起こるでようか。

具体的なことはご想像にお任せします。

しかし、相手の意見を受けてが受け止めることができなかったら、それは議論ではありません。一方的な主張でしかありません。

しっかり議論するためにはどんな意見であれ、受け止め、理解しなくては何も進めることはできないのです。

意見を出しやすい雰囲気を作る

議論ができない理由の一つにその場の空気や環境があります。

そのため、特に立場の上の人が全体を考慮して、意見が出しやすい空間作りをする必要があると思います。

立場の下の人は普通、上の人の動向を気にかけている場合が多いでしょう。

そのため、上の人がここに取り組む方が絶対に議論しやすい場になると思います。

もっと言えば、立場が同じ人たちだけでの議論の場を作る方法だってありますよね。

論理的に考え、感情に流されない

そして大事なのは、議論はあくまで意見を深める場です。

そのため、議論の場では基本的にロジカル(論理的)に考えて行かなくていけません。

もし、ここで感情論を出しても何も意味はありません。

例えば、「部署の生産性を向上するには」と言う課題があったとしましょう。

もしここで誰かが「今の若いもんはやる気がない。それが叩きなおすのが大事だ」といったとして、この言葉は「時部署の生産性を向上する」という課題に対して有効な手と言えるでしょうか。

おそらく難しいでしょう。「やる気がない。やる気を上げるために〜〜や〇〇、××が必要だ」といったら、まだよかったかもしれません。

感情論では相手の人格の否定になる場合もあり、全くもって建設的ではありませんので、注意しましょう。

まとめ

議論は相手を理解し、いろんな意見に触れる絶好の機会です。

「3人寄れば文殊の知恵」と言われるようにいろんな意見があるからこそ、新しい考え方にたどり着くこともあるのです。

議論に対して、苦手意識はあるかもしれませんが、ぜひ克服して、議論の場を実りあるものにしていきたいですね。