苦手な人にもオススメ!価値も値段も高い糞コーヒー”コピルアク”が飲みやすい

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コンビニでも100円で美味しい出来立てコーヒーが飲める時代です。

ほんとにコーヒー好きにはいい世の中になりました。

しかし、コーヒーの世界はまだまだ深く、広い!

豆の種類、焙煎、ブレンド、挽き方、抽出方法など、さまざな要素が絡み合っています。

今回、レビューするのは「コピルアク」というコーヒーです。

聞き馴染みのないコーヒーだと思います。

なんと!このコーヒーは糞コーヒーとも言われています。

え?嫌だ?汚いって。

そう思うでしょう。

このコーヒーはジャコウネコが食べて、糞として出てきたコーヒー豆なんです。

もちろん、そんな作り方なので、生産量の少なく、非常に希少価値の高いコーヒーと言われています。

そんな「コピルアク」を飲む機会がありましたのでレビューします。

コピルアクとはどんなコーヒーか

日本では高級コーヒーとして知られている

コピルアクといえば、映画「かもめ食堂」にも出てきた高級コーヒーです。

一部JALの機内でも出していることがあるそうです。

私はみたことがないので、国際線のファートクラスとかで出ているのかもしれませんね。

JALのファーストクラスでも出すような高級コーヒーとなれば、すごく美味しいに違いありません。

コーヒー好きなら一度は飲んでみたい、以前からそう思っていました。

コピルアクが希少で高級な理由

その理由はコピルアクの製造方法にあります

コピルアクはジャコウネコの糞コーヒー・・・

つまり、一度コーヒーの実をジャコウネコに食べさせて、糞からコーヒー豆を回収し、それを衛生的に問題ないレベルまで洗浄する必要があるのです。

大変な時間がかかるし、動物任せなので、生産量も少ないのです。

それにジャコウネコはコーヒーの実ばかりを食べるわけではありません。

ジャコウネコは果物も食べますが、基本的には肉食の動物です。

そのため、ジャコウネコがコーヒーの実を選んで食べる可能性はそこまで高くないのです。

つまり、野生のジャコウネコから集めたコピルアクはそれこそ、希少度が上がるのです。

コピルアクについてもっと知ろう

コピルアクの製造方法

こちらの映像は、野生ではなく飼育したジャコウネコにコーヒーの実を食べさせている映像になります。

映像では初め、2匹のジャコウネコが映っていますが、食べているのは1匹だけだったので、やはり気分などによっても食べてくれるかは変わるのかもしれません・

こちらで簡単に流れを説明します。

1.コーヒーを栽培します。

2.熟したコーヒーチェリーをジャコウネコが食べます。

赤い実が熟しているコーキーの実(コーヒーチェリー)になります。

3.ジャコウネコの糞からコーヒーの実のタネを回収し、洗浄。

4.タネからコーヒー豆を取り出します。コーヒー豆は豆と言いますが、実際にはタネの中にある部分のことなのです。タネは硬いため、ジャコウネコは消化できずにそのまま糞として出すのです。

5.焙煎→粉砕→抽出→飲む!

これがコピルアクの製造の流れです。

インドネシア、フィリピン、南インドで生産されています。

コピルアクの歴史

しかし、コピルアクを初めて飲んだ人ってすごくないですか?

動物の糞からわざわざコーヒー豆探して飲むほどです。

とっても変わった人なのかもしれない、そう思ってコピルアクの歴史を調べて見ました。

結果、なんとも悲しい歴史がそこにはありました!

その歴史を紹介します。

コピルアクはインドネシア語で、

「コピ=コーヒー」

「ルアク=ジャコウネコ」

という意味で、インドネシアで生まれたコーヒーなのです。

しかし、もともとインドネシアにはコーヒーは自生していませんでした。

ではどうやって渡ったのか?

過去に遡り、インドネシアがオランダの植民地だった頃、オランダがコーヒー農園を作ったのが始まりです。

当時のインドネシアはオランダの植民地です。

つまりインドネシアの人々はオランダの奴隷として、コーヒーの栽培に従事させられていました。

そんなインドネシアの人々が栽培したコーヒー豆から作ったコーヒーをオランダ人がたいそう美味しそうに飲んでいたのです。

美味しそうに飲む姿に、インドネシアの人々は「自分たちも飲んでみたい」と思ったのでしょう。

しかし、奴隷として働いている自分たちに大切なコーヒーをくれるなんてことはなかったのです。

コーヒー農園で働く中、熟して落ちたコーヒーの実を食べる野生のジャコウネコの姿を見かけまいした。

そのジャコウネコの糞を探し、その中にあったジャコウネコの糞からコーヒーの豆を取り出して飲んだのです。

もちろん野生のジャコウネコです。その糞を探すまでも大変だったんだと思います。

しかし!幸運なことに、飲んだそのコーヒーがとっても美味しかったのです。

コピルアクの歴史は植民地支配による歴史の悲しい現実です。

しかし!そんな時に美味しいコーヒーを見つけてしまうとはなんとも幸運です。

恐らく、そのコーヒーを飲んでいる姿を目撃したオランダ人も飲んで見たら、美味しかったことで、高級なコーヒーの1つとして残ったのだと思います。

コピルアクを飲んだ感想

まず、豆の匂いです。

なんともコーヒー独特の華やかな良い香り。

もちろん、挽くとさらに強い香りがします。

飲んでみるとその香りが口の中いっぱいに広がります。

味はほのかな甘みと後から口の中に残るコクを感じます。

しかし、酸味や苦味、口の中に残る嫌な雑味も全然ない。

非常にスッキリして飲みやすいコーヒーでした。

コーヒー好きの私にとっては、この芳醇な香りの強さはとっても最高です。

匂いだけでも満足できます。

やはりこの香りがコピルアクの特徴のようで、ジャコウネコの体内微生物による発酵の影響で、芳醇な香りがするようです。

そして味はとってもスッキリしていて、クセがなく、何杯でも飲んでしまいそうです(笑)

コーヒー好きはもちろん一度は飲んで見たほうがいい。

しかし、苦味が少なく、すっきりしているのです、コーヒーが苦手な人にとってもオススメなコーヒーです。

ジャコウネコがかわいそうと思ったあなたに朗報です!

昔は野生のジャコウネコの糞からのみでした。

しかし野生のジャコウネコの糞から探すのは労力もそうですが、全然量を取ることができません。

JALでも採用されるように、現在は非常に人気のあるコーヒーです。

そのため飼育されたジャコウネコにコーヒーチェリーを与えて生産しています。

ジャコウネコは雑食ですが、肉食の傾向があります。

そのため、もちろんコーヒーチェリーだけでは栄養は足りません。

それにこの生産方法は卵を作るにわとりと同じで、「かわいそう」と思う方もいるかもしれません。

さらに糞から取れるコーヒーなんて言ったら、毛嫌いする人もいるでしょう。

そんな方に耳寄りの情報です。

なんと同じような考えを持ったアメリカの方が、発酵によって実現したというニュースがあるのです。

「コーヒーのフォアグラ」現象に「NO」:世界一高価なコーヒー豆を、発酵で再現

スタートアップとして始まったばかりのようなので、まだ日本には来ていません。

しかし、いつか日本でも楽しめる日が来るといいですね。

まとめ

日本ではホテルのカフェやコーヒーの専門店で時々入荷されたり、提供されている、そんな希少性の高く、そして値段も高いコーヒーです。

かなり高いですが、一度は挑戦してみては如何でしょう。