一般的に知られるハープの違い。楽譜を使わないアルパは初心者向け?

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こんにちは。管理人のつむぎです。

私はアルパという楽器を練習していますが、アルパの写真を見せるとよく「ああ、あのオーケストラにあるやつ!?」って言われます。

でも私はオーケストラでアルパが使われているのって見たことがないんですよね?

私自身、アルパと他のハープを区別できるように勉強してみましたので、今回はその内容も含めてハープ全体について紹介します。

ハープの歴史

ハープ・・・日本語で言えば、「竪琴」ですが、思いのほか、その歴史は 古いです。

ハープの起源は狩人の弓ではないかと考えられている。最も古いハープの記録は紀元前4000年のエジプトと紀元前3000年のメソポタミアのものではないかと言われている。シュメール王朝時代の遺跡からはほぼハープの原型と思われる楽器が発見されており、壁画の記録からも奏法もハープと同じものと見られる。古代の叙事詩やエジプトの壁画に現れ、世界中の多くの音楽文化で発展し独自の展開を遂げた。聖書にもハープは登場し、ダビデ王が最も著名なミュージシャンであるが、実際にはその「ハープ」はkinnorと呼ばれる、十弦の一種のリラであった。

引用:wikipedia

要するにハープの起源は狩人の弓から派生したらしいのです。

確かに弓もいい音するんですよね(管理人は弓道経験あり)。

それがエジプトやメソポタミア文明のころからあったとは驚きですね。

しかし、弓からの派生もあってか、当初のハープはオーケストラにあるハープではなく、リラ系、つまりアニメやマンガでエルフが引いているような片手で持てるものが主流でした。

それがさまざまな地域に流れ、時代とともに変化して、今のハープがあるというわけです。

ハープの種類

先ほど出てきた片手 で持てるリラ系を除き、ハープの種類を見ていきましょう。

グランドハープ

オーケストラで使われるハープですね。そしてハープの中でも軍を抜いて、重く、お値段も高いです。

きれいなフォルム同様に、とってもきれいな音色です。

グランドハープは半音を調節するためのペダルがついていることから、ペダルハープ、またはダブルアクションハープ(半音の上げ下げの2つができるという意味)と呼ばれています。

標準的な弦の数:47(46弦)

サイズ:180-200センチ)

標準的な重量:35-45キロ

他のハープと比べたら、5~10倍ぐらいのお値段がします。

簡単に言うと車が一台買える値段です。

ケルトハープ(アイリッシュハープ)

ちょっと小柄なハープで、日本ではアイリッシュハープの名前のほうが一般的だと思います。

特徴的なの半音を調節するためにレバーがついていることです。

そのため、レバーハープと呼ばれることもあります。

標準的な弦の数:22-36弦

サイズ:90-135センチ

標準的な重量:5-20キロ

アルパ

アルパはハープ(英:harp)のスペイン語Harpaから来ています。スペイン語だとhは発音しないのでアルパですね。

アルパは中南米を中心とした民族楽器です。

そのため、パラグアイハープとかインディアンハープとかいわれています。調べていると他にもメキシカンハープとか同じような楽器で違う名前があるようです。

他の二つと違って、オーケストラでの演奏のような美しい音色だけでなく、ラテンの陽気な演奏も多いのが特徴です。

標準的な弦の数:36-38弦

サイズ:125-150センチ

標準的な重量:5-8キロ

アルパは半音を変更する装置が標準ではついていません。

そのため、ケルトハープと同様にレバーをつけるか、弦をボディにとめるピンに押し付けるか、指にジャベと呼ばれるもので弦を押さえるかの3種類になります。

アルパと他のハープとの大きな違い

ケルトハープは間近でみたことがありますが、残念なことにグランドハープはみたことがありません。

そのため、ここではアルパを中心に紹介します。

弾き方の違い

アルパの弾き方の特徴として、指ではじき、爪を当てるような弾き方をします。

書いてみるとちょっとわかりづらいですね。

爪で弾くと書いているブログもあるのですが、爪だけで弾くとか細い音になります(それはそれで綺麗ですが・・・)。

しかし、指でしっかり弦を弾けると、ラテンの強くてアップテンポな曲を力強く弾くことができます。

アルパは楽譜を使わない

アルパは楽譜を使いません。

というか、民族楽器として残るなか、人づてに曲が伝えられてきた楽器なのです。

するとどうなったでしょうか。

なんと同じ曲でも弾く人によって全く異なる様相を見せてくれます。

習った人によってアレンジの仕方も変わってくるのです。

それがアルパの曲の面白いところでもありますね。

楽譜を使わないため、他の楽器を経験している人には最初ちょっと取っ付きにくいかもしれません。が、楽器未経験者にとっては弾き方を真似ることで曲が弾けるようになるため、すごくハードルは低いと思います。

現地では男性の楽器

グランドハープ、ケルトハープを弾いている男性の映像はほとんど見たことがありません。

対して、アルパは国内は女性の奏者が断然多いのですが、パラグアイなどの本場では男性が弾いていることの方が断然多いです。

そのため、男で指が太いからできない、そんなことは全くありません。

最後に

ギターで使われる「アルペジオ」という言葉は「ハープのような」という意味です。

そのようにどんなハープであり、美しい音色を出します。

グランドハープ、ケルトハープ、アルパどのアープもさまざまな奏者のCDも出ています。動画もたくさんあります。

まずはぜひ聞いてみて、その美しい音色に酔いしれてみませんか?