【生き物から人生を学ぶ11】欠点を持ち前の器用さでカバーするアライグマ

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一時期アニメの影響もあり、爆発的な人気(?)を博したアライグマ。

掴んだものを洗う姿がとっても可愛らしいですね。

現在日本では特定外来生物に指定されており、駆除する必要があります。

今回は、そんなアライグマの生態から学んでいきましょう。

アライグマの生き方を学ぶ

アライグマ概要

アライグマは哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。

タヌキに似ていますが、タヌキはイヌ科入るため、見た目のわりに種としては遠い存在です。

大きさは頭胴長42 – 60 cm、尾長20 – 41 cm、体重4 – 10 kgになります。

タヌキと大きく異なる点は2つ。

1つ目は尻尾の模様

タヌキは模様がないのに対して、アライグマは縞模様になっているのが特徴的です。

2つ目は

タヌキはイヌ科のため、通常の犬と同じように指先で歩く指行性(しこうせい)です。

対するアライグマは、かかとが地面につく蹠行性(しょこうせい)です。

これはクマや人を含めた霊長類と同じ歩き方をするということです。

そのため、足跡に五本指とかかとがくっきり残るのが特徴です。

アライグマの生態

アライグマの原産はメキシコから南部のカナダまで、と北アメリカ大陸に生息しています。

それが毛皮やペット目的で移入し、定着することで、現在は日本やヨーロッパへと生息域を拡大しています。

アライグマは夜行性で雑食

さらに木登りが得意で、泳ぐのも得意なことから、様々な地域に適応しやすい特徴を持っています

つまり気候さえ合っていれば、アライグマはどこにだって住むことができるのです。

手先が器用なおかげて生きていけるアライグマ

アライグマといえば、手先が器用で、いろんなものを洗う姿が可愛いですよね。

私オススメは綿菓子を洗う動画ですね。

さて、そんな手先が器用で有名なアライグマですが・・・アライグマは実は目があまり見えません。

そこは犬と一緒ですね。

犬と同じように嗅覚にも優れるわけですが、アライグマはさらにものを実際に触って、水の中にいれてみて、大丈夫なのか判断します。

つまり視覚以外に、触覚の情報を非常に大切にしているということです。

その結果、手先が器用になり、上の動画のように箒を持ったりができるのです。

アライグマが日本で有名になったわけ

流行り世界名作劇場の「あらいぐまラスカル」でしょう。

私はほとんど見ていないですが、最後にラスカルを森に返すシーンは何か胸に感じるものがありますよね。

実際、このアニメの影響で1970代ペットとしてアライグマが多く輸入されています。

しかし、アライグマは犬とかのペットと異なり、次の特徴があります。

  • 基本的に懐かない
  • 牙や爪があり、かつ凶暴
  • 器用でゲージを開けてしまい、脱走する

このような特徴のため、飼うのが大変になった人が多かったのでしょう。

結果、ラスカルの最終回のように飼っていたアライグマを自然に還す人が多くいたのです。

とはいえ、この時代は専門家ですら、あまり外来種のことを問題にすることはありませんでしたから、ある意味それが普通だったのかもしれません。

今は駆除対象

現在は、アライグマは特定外来生物として駆除対象となっています。

その理由は大きく3つ。

  1. 農作物被害
  2. 家屋への被害
  3. 寄生虫やウイルスの媒介

特に農村部において、農作物被害と家屋への被害が同時に起こりやすいです。

そのため、現在は駆除対象になっており、一般の人がペットとして飼うことはできません。

東京都環境局にも対策のページがありました。

外来種対策マニュアル(アライグマ、ハクビシン)

アライグマの生き方から人生を学ぶ

器用さがあれば、欠点を補える

アライグマは視力の悪さを手先の器用さでカバーしました。

これは人の社会でも同じです。

器用さがあれば、新しい手段を生み出すことができるのです。

例えば、大きな荷物を運ぶとします。

力がある人は、そのまま持って運ぶでしょう。

でも力がなかったら、台車を作って、そこに乗せて運ぶでしょう。

人は動物の中では、かなり非力な存在です。

熊の手の一撃を食らったら、生きては帰れないでしょう。

でもそんな非力だからこそ、頭脳と手先の器用さを活用して様々なものを作ることで、カバーしたのです。

今は便利な時代です。

これも非力という欠点を、器用さで補った結果と言えるかもしれません

これからの時代、まじめさよりも器用さ

器用さは何も手先だけではありませんね。

器用に立ち回る行動力や判断力も必要です

今までは手先の器用さを利用して様々なものを作ってきました。作ること時代は真面目に取り組めばできることです。

現在は、電子技術が発展し、人でなくても機械がやればいい仕事も増えてきており、そのうちAIに仕事が取られるというのも問題になっています。

でもだからこそ、機械にはできない、人だからできる器用な立ち回りが今後求められるのではないでしょうか。

具体的には、

  • アライアンスを組む
  • ニッチを責める
  • 人との繋がりで今にない発展を遂げる  など

それは器用に立ち回れるかはあなた次第です。

最後に

アライグマは器用さが原因で、すぐ脱走し、さらに自然に定着してしまいました。

アライグマとしては様々な生きるすべを活用しているだけなので、当たり前のことですが、人からすると大変ですね。

しかし、この器用さで世界を広げるアライグマの姿こそ、学ぶべきことはたくさんあるのです。

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