人の中にある夢やゴールや目標に対する9つのブレーキと5つの対策

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誰もが夢や希望を持っています。

または持っていました。

しかし、だんだんとそんな夢から離れてしまったり、成長してきた中で、やる前から夢を諦めるようになってしまったりしてしまうものです。

皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか。

2013年のキリンビールの「夢保持」についての調査で、76%が夢を持っているが、多くの人が早い段階で夢を諦めているのです。(日本人の夢調査結果

諦める大きな理由は「才能の限界を感じたから」。

でも才能の限界なんて、そんなにすぐにわかるものでしょうか。

否!そんなことをはありません。

アメリカの黒人女子陸上競技選手のウィルマ・ルドルフ(1940-1996)の言葉にもこうあります。

ほんとうの競争相手?それは自分自身

ウィルマ・ルドルフ

人は育ってきた環境や受けた教育、家庭環境など、さまざまん状態を通して、いつしか自分の中に大きなブレーキを作ってしまいます。

そしてそのブレーキこそが、夢や目標を諦めさせる原因になっているのです。

今回はそんな人が自分の中に作ってしまう9つのブレーキとそのブレーキの対策について紹介します。

夢、ゴール、目標に対する9つのブレーキ

他者による目標に対する批判

まず1つ目は他の人から受ける夢やゴール、目標に対する批判です。

小さい頃、親に夢を話したことはありませんか?

その時どんなことを言われたでしょうか。

中には

「そんなことは叶いっこない」「何を馬鹿なことを言っているんだ」なんて言われたことのある人もいることでしょう。

小さい頃に親から夢への批判を受けると子どもは夢を変えるようになります。

本来、挑戦していたら叶うことができた夢であっても、そもそも叶えようという努力すらすることなく終わってしまうのです。

このように他者から夢や希望を批判されることは、夢へのアプローチを妨げられてしまうのです

結果、諦めグセがついたりするのです。

これは会社における目標設定を上司と話すときでも同じようなことは起こります。

弱みを克服することばかり強制された経験

大学受験を考えてみましょう。

多くの人は、得意科目よりも苦手科目を伸ばすことで点数がコンスタントに取れるようにしますよね。

それは大学受験においてとても大事なことです。

でも苦手科目ばかりやるのって苦痛なんですよね。

苦痛を感じれば、感じるほど、勉強自体が苦痛になり、得意科目の勉強すら苦痛に感じるようになるかもしれません

実業家や経営者を見てください。

彼らは一見何でもできるから、そこにいるように見えて、苦手なこと、得意ではないことはすぐ他の人にお願いしていることが多々あります。

普通の方でも同じです。

全ての職種に精通している人なんかいませんよね。

そのように本来は、得意なところを伸ばせばいいものも、苦手なところの克服ばかり強制されると人はどんどんやる気をなくし、いつしか自分の中にブレーキを作ってしまうのです。

学習性無気力感

もっとも有名な例は条件反射の実験として知られる「パブロフの犬」です。

パブロフの犬の実験は次の通りです。

仕切りの高いところに犬を入れ、電気ショックを与える(犬は仕切りを飛び越えることはできない)実験をなんども行う

部屋の仕切りを低くして、同様に電気ショックを与える

飛び越えることができる高さでも犬は、飛び越えようとしなくなる

このように何度も壁にぶつかったり、批判されていると、いつしか自ら飛び越えようとはしなくなってしまうのです。

このことを「学習性無気力感」と言います。

この学習性無気力感も夢を妨げるブレーキになります。

夢や目標に対する無知

例えば、夢は「宇宙に行くこと」としましょう。

ではみなさん、宇宙に行くために何をしますか?考えてみてください。

こんな感じになったのではないでしょうか

  • 宇宙飛行士になる
  • JAXAに入る
  • NASAに入る
  • 体力をつける
  • 語学やコミュニケーション能力をつける  などなど

確かに正解です。

でも一番簡単な方法をいうとするならば、「民間の宇宙旅行に参加する!」です。日本円にして2500万円で4分間の無重力空間を体験できます。

そんなのありかよー、と思うかもしれません。

しかし、これは知っているか、知らないかの問題です

知らなければ、それだけ行動の選択肢が狭まります。

このように夢や目標に対しての無知こそが、妨げていることがあるのです。

変化に対する恐れ

やりたいことがあっても不安に思うことはありませんか。

「これが失敗したらー」

「今の生活が崩れるんじゃないか」

「新しい土地でやっていけるだろうか」

若い時には挑戦的だった人も、歳をとるにつれ、保守的になり、変化を求めなくなります。

夢や目標を叶えた時、あなたは今のあなたではありません。

以前よりも成長したあなたになっていることでしょう。

つまり、夢や目標を叶えることは変わることです

逆に言えば、変わらない=夢や目標を諦めている、なのです。

選択と決断に対する恐れ

『2017年マイナビ新入社員意識調査』

一時期非常に出世意欲が低い傾向にありましたが、今は少しあげっているみたいですね。

さて、出世すると選択と決断を求められるようになります。

そして、そこには責任を伴います。

人によってはその責任感の重さから、気後れしてしまう方もいるのではないでしょうか。

このように選択し、決断する場面には必ず責任があり、その大きさから不安に思うことがあります

しかし、夢や目標を叶えるためには、いろんな場面で選択と決断が必要になります。

つまりそこに恐怖があると夢からは遠ざかってしまうのです。

結果だけで価値を決められる評価

今は結果をよく求められる時代です。

しかし、例えば売り上げを前年比5%アップを目標としましょう。

前年が1000万の売上だとしたら、今年は1050万円です。

来年には1102.5万・・・10年後は約1630万です。

同じものを売り続けるとしたら、大変です。

国内の市場が小さくなっているのに、いつの間か目標だけは上がり続けるなんてどうなんでしょうかね。

それに職種によっては必ずしも売上などの数値だけでは決まらない部署もあるでしょう。営業と人事の結果だけを求めていたら、営業ばかりがいい目を見る環境にしかなりません。

このように必ずしも結果で全ての価値を決めていると、人や部署によってはやる気を削がれてしまうこともあるのです。

結果による人格否定

そして、さらに結果で人格を否定するのは一番ダメです。

例えば、新入社員が引き継いだ売上が前任者よりも大きく下がったとしましょう。

確かに結果として売上は下がりました。

新入社員にも否はあります。

しかし、結果に対して「お前はダメだー」なんて人格を否定するような言葉を言ってしまうと、学習性無気力感を引き起こし、成長を止めてしまいます

これはもちろん夢も叶わなくなってしまうのです。

他者比較による負の感情

そして最後に他者比較によって受ける負の感情です。

「同じように教わったのに、あいつはできて、俺はできない・・・」

そんな風に自分を卑下してはいませんか?

これは自らが自らの人格を否定し、学習性無気力感を生み出す最悪のパターンです

すぐに「自分は〜だからできないんだ」と考えてしまうなら要注意ですよ。

ブレーキに対する5つの対策

さて9つという様々な夢や目標に対するブレーキを見てきました。

自分の中に生まれるものだけでなく、他者からの影響によって生まれるものもあります。

もし部下や後輩がいる場合にはその点も気をつけてほしいなって思います。

さて、それはそんなブレーキに対する対策を紹介します。

小さく始める

まずは小さく始めましょう。

勉強だったら、1週間は1日10分でも構いません。

スポーツだったら、ストレッチだけでも続けましょう。

小さく始めると、すぐにできます。

でも、このできたことがすごくいいのです。

人は「できた!」「やれた!」その積み重ねによって自信を持ち、今まで自分の行動や考え方に対するブレーキを外してくれます

それを続けることで、どんどんできることが広がれば、最終的には夢を叶えることにつながるのです。

知るとこが全ての始まり

夢や目標があるとして、それに対してどこまで知っていますか?

知ることは暗闇の中をライトで照らすようなものです。

ライトで照らせば、すぐ近くの危険や先のリスクが見えますよね。

夢や目標があるのなら、まずは何が必要か、そのためにどうすればいいのか、学びましょう。

そうすれば、今まで感じていた「分からないことによって引き起こるハードル」が外れます。

考え方を変える

何も目に見える結果だけが全てではありません。

そもそもその目標によって何を実現したいか考えてみましょう。

例えば、飲食店を経営しているとします。

毎月、売り上げを上げることは大切です。

でも、あなたの求めることは「売り上げ」を上げることですか?

他にもあったはずす。

  • 美味しいものを食べて、笑顔になってもらいたい
  • 食を通して、幸せなひと時を過ごしてもらいたい
  • 健康になってもらいたい            など

これを考えれば、売上だけでは見えてこない大切なことに気づくはずです。

売上だけを考えれば、例えばトイレの掃除の回数を減らしてもいいかもしれません。

でも、お客様のことを考えてトイレが綺麗になれば、最終的にはお客様の満足度をあげ、それが講じて口コミを呼び、売上があるかもしれません。

このように目標に対する考え方を変えることで、結果主義によって引き起こっていた不安が解消されるかもしれません。

評価軸を変える

同じように評価軸を変えてもいいでしょう。

「お客様のことを観察して、お客様にあった挨拶ができた回数」でもいいでしょう。

人事であれば、人事部のコスト削減よりも、仕事に対する社員の不満の解消を目標にした方が結果として、残業を減らし、会社全体のコスト削減につながるかもしれません。

このようにすぐ売上以外の評価も、それぞれのモチベーションをあげ、今まであったブレーキを取り除くことにつながります。

意味を変え、慣れる

自分にブレーキをかける人はよく、「〜しなきゃ」と考えます。

これが積み重なるとプレッシャーがすごいですよね。

例えば、「これができたら、自分はすごい!」って思えれば、ちょっと挑戦してみようかなって思うかもしれません。

そしてそれになれることができれば、どんどん挑戦できる自分に変わるかもしれません。

目標に対する意味を少し変えるだけで、大きな変化をもたらします。

最後に

目標に対するブレーキは誰にでもあります。

だからこそ、それを克服できると大きな差になるのです。

自分がどんな理由で自分にブレーキをかけているのか、考え、対策を講じて見てはどうでしょうか。

そうすれば、今まで諦めていた夢や目標が「できるかもしれない」と思うようになるかもしれません。