HUGっと!プリキュアの敵「クライアス社」から学ぶビジネス&経営戦略(1話〜5話) | つむぎログ

HUGっと!プリキュアの敵「クライアス社」から学ぶビジネス&経営戦略(1話〜5話)

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2018年2月今年もプリキュアが始まりましたね。

かく言う私は、今までプリキュアは見ていませんでした・・・

しかし、

今回の「HUGっと!プリキュア」の宿敵が「クライアス社」という会社!

これは昨今の働き改革にもつながる面白い設定じゃないか!?

そう思い、視聴を始めました。

いや、正解です。とっても面白い設定です(笑)。

ここではクライアス社の組織やその経営などビジネス面で役立つことを見つけて紹介します(プリキュアはほぼ登場しないと思います)。

毎週更新予定

クライアス社概要

社長挨拶

引用:HUGっと!プリキュアHP

HUGっと!プリキュアのHPになんとクライアス社のページがあります。

そこでは、まず代表取締役社長の挨拶から始まります。

本当に実際の会社をイメージしていることがわかりますね。

会社概要

経営理念:ミライクリスタルの獲得と未来の消滅

沿革  :xxxx年 クライアス社設立

2018年 あざばぶ市に支社を設立

組織図 :省略

会社の経営理念として、社会にどんな影響を与えたいかが明確になっていますね。

そして沿革から、今回の舞台のあざばぶ市が支社、つまりは本社が別にあることが伺えます。

第1話

明確な目標設定と信賞必罰の社風

クライアス社あざばぶ市支社

部長「ミライクリスタルが見つからねば、我々は本社に帰れない!」

課長「あいつさい逃さなければ」

今回の支社の設立は、過去の失敗からきているようです。

秘書「ボスは無事ノルマを達成したものには昇進を約束する、と」

しかし、失敗だけでなく、それを挽回する機会を与え、かつ、昇進という成果を反映したする姿があります。

まず、このシーンまでで、クライアス社の支社では、過去の失敗もあり、「ミライクリスタルの獲得」という明確な目標を社員全員が共有し、社員一丸となって目標達成に邁進しています。

敵と言うことで、ブラック会社を想定していましたが、そうではないです。

信賞必罰という公正さもありますね。

業務実施には稟議、そして書類管理

「俺が行きます」と言った係長チャラリートは、稟議書を提出します。

秘書はそれを読み、社長に伝え、最終的に社長が稟議書に印を押す様子が映し出されました。

稟議の際に、稟議書という書類を必要とするこということは、きちんとした文書による記録管理が行われている、ということです。

つまり、「口だけ」で終わらないこと、そして稟議を通した上司に責任が発生するということです。

日本の昔ながらの会社では、この稟議が非常に時間がかかります。

今回の例で考えれば、係長が出しましたら、課長、部長、本部長、社長という風に順々に承認が必要なことがあるからです。

しかし、クライアス社の場合、稟議書には本人の印と社長の印だけなので、稟議が通るまでの時間が短い。

また係長という立場からも社長に直接稟議を通すことができる風通しのいい会社なのかもしれません。

そのため、稟議書という時間がかかることでも、スピーディに判断ができますね。

このような流れは、トップが大きな権限を持つ会社で見られます。

現実ではワンマン社長や家族経営の会社に当たります。

またプリキュアに負けた係長は「これは始末書もの」と言っていることから、報告、連絡、相談のホウレンソウが徹底されている証拠です。

さらに書類重視の会社は、社内で品質管理が徹底されている証拠とも言えます。

つまり、いつ何をやってどのような結果になったのか、それを書類で管理しているのです。

ベンチャーというよりはしっかりと管理の整っている大きな会社でしょうか。

もしかしたら、ISOなどの品質保証機関の審査も通っているかもしれませんね。

オシマイダーを発注

「発注!オシマイダー!」

ネガティブな感情を人から抽出して、オシマイダーという怪物を発注します。

そう、怪物を発注しているのです。

しかも、発注するまでの時間はほんの一瞬です。

高度な発注システムを持っている証拠ですね。

オシマイダーはプリキュアの一撃でやられてしまいます。

そして一言「やめさせてもらいまーす」

会社としては発注した怪人がいなくなることはいいことではありませんが、報酬が得られないとなると、すぐやめることができる会社のようにです。

第1話から見るクライアス社の組織運営

クライアス社は組織は次の3つの特徴が分かりました。

1.明確な目標設定と社員への意識共有ができている

ビジネスにおいて重要なことは、同じ目標に対して、社員一人ひとりがモチベーションを持ち、考えて自ら動ける組織を作ることです。

これができているクライアス社は、個々が切磋琢磨して成長してきたのでしょう。

2.信賞必罰の精神

今回、地球にやってきたのは過去の失敗があったための左遷と考えられます。

しかし、ここで成功すれば、本社への帰還、昇進が約束されています。

失敗にはそれなりに罰がありますが、その罰に対してちゃんと再度挑戦する機会、そして成功すれば昇進等報酬もあることから、社員にとっては挑戦するメリットがあります。

これが個々が切磋琢磨できる環境の熟成に繋がっているのでしょう。

3.書類管理による品質保証システム

クライアス社はわざわざ地球に支社を作ることができるほど、大企業です。

そんな大企業は小さなミスの積み重ねによって大きな失敗を起こすことがあります。

国内では東芝や日産などでも起きて、大きなニュースになりました。

クライアス社では、しっかりとした書類(稟議書、始末書など)を残すことで、しっかりとした管理がなされています。

書類なんてと思っていると、痛い目をみる。クライアス社の経営層はそれをしっかりわかっているのでしょう。

第2話

2話はクライアス社のシーンが少なめなので、現場を見ていきましょう。

係長チャラリートの虚偽報告!?

第一話で、新たに生まれたキュアエール。

そして、それに敗北した係長チャラリート。

ここで始末書を見る秘書とのシーンです。

秘書「で、ミライクリスタルもプリキュアも発見できなかった、と」

係長「はい・・・次こそは俺ちゃん、やっちゃいますから」

つまり、係長チャラリートは上司に対して、虚偽の報告をしています

1話から、クライアス社は信賞必罰の社風があります。

負けたということは、発注したオシマイダーの損失等が考えられ、何かしらの罰につながると考えられます。

それを隠した係長チャリアート。これは今後のフラグかもしれませんね

現場は俯瞰して見る

さて、オシマイダーを発注しますが、このオシマイダーがちゃんと社員証を首からかけているとこがいいですね。

詳細はわかりませんが、絵からするとちゃんと写真も貼っているようなので、システム的な意味だけでなく、しっかりと身分照明としても役立っていそう、です。

係長といえば、より現場に近いプレイングマネージャーに当たります

つまり、現場の指揮をとり、目標達成に向けて責任を持つ立場です。

ちなみに、大企業的にいうと「係長」は管理職には入りません。

あくまで現場リーダーという位置付けです。

第2話では、キュアアンジュが登場します。

係長チャラリートは、戦闘には参加しませんが、一番高いところから全体を見ていたため、新たなプリキュアの登場をいち早く確認しています。

この行為はリーダーやマネージャーにはとても重要です

プリキュアが肉弾戦闘をすることがわかっているため、2人になったとしても、「距離をとれば、お前らの攻撃は届かない」と、チャラリートはオシマイダーに指示を出します。

このようにチャラリートは俯瞰して状況を観察し、その状況に応じた適切な判断を瞬時します。

これは現場を見つつ、判断できるリーダーとして素質を感じますね。

第2話から見る現場指揮

戦いは常に、予測できないことが起こります。

しかしそれを素早く察知し、適切な判断を下すことは現場指揮官としては重要な能力です。

その点、係長チャラリートは全体を俯瞰して見、そして迅速に判断していた点から非常に現場監督者として、優秀と考えられます。

最終的には負けてしまいますが、あのチャラさから見えない実力があったから、あの若さで係長という職位に付いているのかもしれません

第3話

係長にも大きな部屋、クライアス社の財力は大きい

アルバイトのルールーと係長チャラリートの会話シーン。

係長なのに、すごい広い部屋です。今どき、こんな会社、ないでしょう。

広いだけで、何をしているのかは分かりませんが、このような広い部屋を係長に用意できるということはクライアス社には豊潤な財力があるのでしょう。

アルバイトも上司に意見できる社風

係長チャラリートはルールーに報告書を提出しない理由を話します。

係長「見たことないプリキュアが出ちゃって、それも2人」

バイト「捜索中のプリキュアではないと?」

係長「うん」

バイト「不測の事態。より迅速かつ速やかな報告が必要です」

このシーン係長チャラリートはバイトのルールーの話をしっかり聞く姿が見られます。そしてこの言葉に対してチャラリートもルールーを怒ったりはしません。

これはバイトであっても部下を信頼していること、そして上司にも意見できる社風があるのでしょう。

係長チャラリートは部下の能力を信用している

そして次のシーン

係長「なんか手ないかな?」

バイト「データの解析完了。プリキュアのいるところにクリスタルあり」

係長「えっ?」

バイト「ミライクリスタルホワイトのヒントは、新たなプリキュアにある確率95%」

係長「なるほど。さすがルールーちゃん」

係長ですがチャラリートは名前の通り、チャラいです。

そうするとデータ解析が苦手そうですね。

データ解析の得意なアルバイトのルールーは、2回の戦闘データをもとに意見をし、チャラリートに褒められています。

つまり、チャラリートは自分の苦手分野を理解しているだけでなく、その苦手分野に強い人材を信頼し、その能力を発揮させています

チームでの仕事は、一人ひとりのモチベーションの維持・向上が重要です。

その一つの方法として、上司が部下を信頼し、かつ能力を発揮できる環境を作ることで部下のモチベーションをあげることができます

またできない点も認めていることから、人間性も感じます。

服装自由、業務後の直帰も可

係長「やってらんね、今日は会社に戻らず、直帰しよう」

クライアス社の社員しっかり映っているのはまだ、係長のチャラリートだけですが、こんな服装でも大丈夫な会社です。

また第3話でも負け、「直帰しよう」という言葉を吐いています。

つまり、クライアス社はかなり自由な社風です。

もしかしたら、係長なので、採用労働になっているかもしれませんが。

それでもチャラい服装や言動でも許されていることが分かります。

しかし、報告書等はしっかり求められることから、結果やその報告をしっかりしていれば、その他については、個々人に任せる、つまり裁量を持たせている社風のようですね。

第3話から見ると上司と部下の関係

3話を組織面で見ると、係長チャラリートがアルバイトのルールーを信頼していることでしょう。

部下に嫌われる上司が取る10の行動ーForbes

  1. 部下に仕事を任せたことを忘れ、他の人に同じ仕事を頼む
  2. 人前で部下を批判する
  3. 部下の努力を無視し、ささいなミスを指摘する
  4. 部下に必要な情報を与えない
  5. 高尚な言葉が口先だけで終わる
  6. いざという時に部下を守らない
  7. 部下の問題を本人ではなく人事に伝える
  8. 部下の休暇申請の承認を何度リマインドされても忘れる
  9. 部下の厚意につけ込む
  10. 「ありがとう」を言わない

まだ3話なので見えない部分もありますが、現在のところ、チャラリートはこれらの特徴に当てはまっていません。

つまり、部下を信頼し、人間性のあるチャラリートは係長として部下のことをしっかり見ている、ということです

第4話

基本定時退社

係長「ルールーちゃん、残業メンゴね」

今回、係長チャラリートはアルバイトであるルールーに残業をさせています。

しかし、周りを見ると、ルールーの席以外に光がついていない。

つまり、クライアス社はほぼ残業がないのでしょう

国内でも残業が問題になっています。

会社としては上司の許可の有無にかかわらず、社員が残業した場合にはその分の賃金(割増賃金)を支払う必要が生じます。

そのため、管理職は一般社員へのルール規則教育、仕事量のマネジメント、能力アップのための啓発や教育を行います。

つまり、

  • クライアス社は残業をしないことの意識がしっかり社員が共有されていること
  • 必要な時は上司から業務命令として、残業を行うこと

を徹底することで、働きやすい環境を作っているようです。

失敗に対して、しっかり対策を講じる

ルールーに残業させたのは、過去のプリキュアの戦闘データを解析し、対策を打つためです。

実際、4話の戦闘では、プリキュアはかなり苦戦しました。

戦闘という肉弾戦の場合、経験が優先されることがあります。

特に先の大戦を考えるに、海軍が過去の日本海海戦の勝利経験に基づいて、「巨艦巨砲主義+漸減邀撃作戦」を重視した点が良い例です。

しかし、戦闘データを解析したチャラリートは、的確にプリキュアを追い詰めるという効果を出しています。

クライアス社はで経験則よりも、データに基づいた客観的な判断力のある社員を育成しているのかもしれません。

係長チャラリートはおそらくデータ解析は苦手ですが、その分他の人の能力を活かし、自分はそれを現場で実践するということで、うまく機能していることが分かりました

第4話から見る現場改善

国内では盛んに、残業が問題になっています。

では、この根本原因は何なのでしょうか?

組織面から見て大きな点は、現状把握の甘さと意識の固定、の2点だと考えます。

意識の固定は、残業のニュースがあると該当インタビューなどで「昔はもっと働いた」なんてのがありますよね。

確かに過去はそうだったのかもしれませんが、今はそういう時代ではない。

つまり、社会の変化に、意識や人の考え方がついてきていないのです。

2つ目は現状把握の甘さ。これも昔の経験で大丈夫だったから、今も大丈夫ということです。

4話での係長チャラリートは、データ解析に基づく新しい戦闘を試しています。つまり、良い方法はすぐに取り入れ、今までのやり方を変えることに躊躇することがないということです。

これが今回、プリキュアを追い詰めることができた大きな要因でしょう。

第5話

チャラリートに報告を怠った罰が!?

とうとう2話から続いてきた係長チャラリートが、報告を怠ったことがバレてします。

具体的には「新しいプリキュアが現れたこと」を隠していたのです。

チクったルールーは

組織運営において、連絡・報告・相談は重要。罰せられるのは当然のこと

と言っています。

つまりチャラリートは「新しいプリキュアが現れた」という大変重要な事実がありながら、それを現場だけの裁量で上司が知る前に片付けようとしたのです。

もしかしたら、終わったら報告するつもりだったのかもしれません。

しかし、ルールーの言う通り重要な報告を怠ったことは組織にとって大きなミスになります

例えば、車のネジが一本つけ忘れたとしましょう。

それを報告したら、発売前にチェックし、問題の車を見つけることができます。

しかし隠した場合、最悪購入者の運転中にタイヤが外れ、大きな事故につながるかもしれません。

それほど、組織にとって「連絡・報告・相談」が重要であり、それを怠ったチャラリートを罰することは、信賞必罰のクライアス社とっては当然のことなのです

チャラリートの最後の作戦

罰を受けるところでしたが、

「最後のチャンス」をボスから貰うことができたチャラリート。

「失敗した時は……わかってますね」と秘書の言葉が重いですね。ほんとチャラリートはどうなってしまうんでしょうか。

そしてチャラリートは新たなプリキュアになる可能性のある「かがやき ほまれ」をナンパしました(笑)。

プリキュアになる前に倒してしまえば、今後のクライアス社にとっては大きな利益になります。その点、チャラリートもわかっていたのでしょう。

そして「ほまれ」には大きな夢があり、それを諦めた絶望によって、強いオシマイダーが生まれることもチャラリートは予期していました。

これだけで見ると、結構チャラリートって優秀だな、って思います。

しかし、キュアエトワールの登場によって、オシマイダーも倒されてしまいました。

チャラリートもほんとに「お終いだー」ですね。

ここまでのショックということは、リストラの可能性も高いのでしょう。

残念なことに次回予告にはチャラリートは出ておらず、新しいクライアス社の社員が映ってましたね。

今回はビジネスの話題がありませんが、5話までで、仕事において、「連絡・報告・相談」はしっかりしましょうという教訓なのかもしれませんね。

6話〜10話はこちら

11話〜15話はこちら

16話〜20話はこちら

21話〜はこちら