HUGっと!プリキュアの敵「クライアス社」から学ぶビジネス&経営戦略(26話〜30話)

スポンサーリンク

1〜5話はこちら

6〜10話はこちら

11〜15話はこちら

16話〜20話はこちら

21話〜25話はこちら

26話

今回は、びっくりするほど、クライアス社の話がなかったですね。

なので、ちょっと違った見方で行こうと思います。

リトルでもビックにしちゃえば

ジェロス「リトルなトゲパワーでもビックにしちゃえば、いけるわよね?」

ジンジン「も、もちろん。大小など関係ありません」

ジェロス「もうちょっと頑張ってよね」

タクミ「かしこまり」

ジェロス「ふん」

ここではジェロスは小さなトゲパワーを使って、モウオシマイダーを出しました。

キュアアンジュ以外すぐに吹っ飛ばされるほど、強かったですね。

さて、ビジネス視点で行くと、小さなものが大きく発展すると言うことは往往にして起こるものです。

例えば、カルビーの「フルグラ」。

初めは僅かにしか売れていなかったのですが、マーケティンングを見直すことで、今ではシリアル市場では高いシェアを誇っています。

しかし、いい面ばかりではありません。

小さなミスを蓄積することで、気づいたときには会社が傾くような大きなミスに発展することだってありますね。

このように小さな芽というのは良いものはうまく育てば、大きな利益になりますし、悪いものをほっとくとより悪化させてしまうことがあります。

仕事において、何が大切か、という視点を持って、しっかりとした判断が求められるのです。

ジンジンとタクミにジェロスは何を求めるのか

先ほどのセリフで、ジェロスは後輩くんたちを軽く遇らいました。

さて、この後輩くんたちの中の人たちを確認しましょう。

ジンジン:小島よしお

タクミ:山田ルイ53世

タクミなんてワイングラスを持っているところも山田ルイ53世の髭男爵から来ているんでしょうね。

この2人とも、一時期人気で、すぐに消えて行く、一発屋と呼ばれる芸人さんです。

小島よしおはまだ子ども向けで非常に人気が高いそうですが・・・

今回のシーンを見るに、「人気だった頃の芸をまだやっているの?」という以前の人気を知っているからこそ、今その芸は面白くないというふうな雰囲気を感じました。

もう一度、新しいステージに 一発屋芸人を声優に起用する「HUGっと!プリキュア」が描く“再生の物語”

こちらの記事で書かれているように、Hugっと!プリキュアはチャラリートなどの元クライアス社の社員を初め、新しい道に進むという、”再生の物語”として、描かれていると、私も思います。

すると、人気だった頃の芸に固執しているジンジンとタクミにジェロスが失望しているのかもしれません

ジンジン「下手こいた…」

タクミ「事情が変わりました。引きましょう」

ジェロス「あんたら、帰ったら反省会よ」

負けた際、ジンジンとタクミには人気だった頃のキャラを感じます。

そんな状況にジェロスは2人に対して厳しい表情を変えませんでした。

クライアス社の理念とは異なりますが、ジェロスは2人に新たな可能性を望んでいるのではないでしょうか。

おまけ

ルールーがアンドロイドだったことを忘れそうですね(笑)

27話

空気を読むドクター

今回の戦闘は病院の前?でした。

トゲパワーを抜き取られた女性曰く、「駐車場が空いていない」という話だったのに、いつの間にか戦闘できるだけのスペースが確保されていたことに驚きを隠せません。

さて、キュアアンジュに「静かに!」と怒られることで、

クライアス社側もプリキュア側も静かな戦いでした。

ちなみにこの病院は産婦人科もあり、先生の子供も含め、多くの生まれたての赤ちゃんがいました。

つまり、ここで大きな音を立てたら、必ず赤ちゃんが泣き、医師、看護師、助産師や赤ちゃんの親がてんやわんやの状況になるため、ものすごい量のトゲパワーが生まれたはずです。

しかし、ドクターはちゃんと静かにするし、本当は回転するはずのドリルも舞わないという配慮しました。

(そのせいでドリルは一瞬でダメになりましたが)

ドクターにも人の心を感じましたね。

ドクターこそ、ルールーの生みの親

ジェロス「ベイビーに気遣ってバトルとか、アンビリーバブル」

ドクター「これでも親の気持ちが少しはわかるんだ」

なんとルールーを作ったのがドクターということが判明しました。

ドクターは現在は相談役という立場ではありますが、猛オシマイダーなどの開発をしたのも恐らくドクター本人でしょう。

そう考えると、ルールーのような高度なアンドロイドを作れるのはクライアス社でもドクターしかいないという訳です。

ドクターはいいおじさんというか初老の方ですが、どこか子供っぽい少年のような印象を受けます。

だからこそ、自分が作ったものには並並ならぬ愛情があっても、不思議ではありません。

このクライアス社の理念と若干異なるドクターの心が今後どのように変化するのか見ものですね。

28話

ビシン登場回はクライアス社の仲があまり出ないのがとても残念ですね。

なので、今回は、ビシンの行動と組織について考えてみましょう。

ビシンの役職カスタマースペシャリストから考えるビシンの役割

この回でもそうですが、ビシンは秘書の言葉にも耳を貸さず、かなり自由に行動している様子が見てとれますね。

皆さんは、同じ会社、同じ組織にこのような自分がいたらどうでしょうか?

かなりワンマンでビシンの部下にはなりたくないし、上司にもなりたくないですね。

通常の社員であれば、扱いに困る存在であると思います。

しかし、ビシンの役職はカスタマースペシャリスト!

スペシャリスト、日本語で言うなら特定分野に対する専門家、プロのことなのです。

専門職たる者は、自ら仕事が何であるべきか、優れた仕事とは何であるべきかを決める。何を行うべきか、いかなる基準を適用すべきかについても、誰も彼に代わって決めることはできない。彼らは、誰からも監督されない。……コントロールしたり統制したりすることはできない

引用:P.F.ドラッカー「現代の経営(下)」

マネジメントで有名なドラッカーもこのようにいっています。

実際、秘書のリストルはビシンには一切指示はしていません。

おそらく成果の共有がすでにしっかりできているため、あえて指示しないのです。

もし指示した場合、ビシンのモチベーションを下げてしまったかもしれません

ビシンはハリーに執着しています。しかし、ハリーがクライアス者に戻れば、プリキュアに関する詳細な情報がクライアス社にもたらされるメリットが確実にあります。

つまり、専門家たるビシンには自由に仕事をさせるのが一番なのです。

誰かを妬むドス黒い気持ち

妬みから生まれたトゲパワーで猛オシマイダーを出しました。

さて、仕事において妬みの感情はほぼ確実に生まれます。

だって、多くの仕事には競争があるからです。

他者との競争だけでなく、社内における出世競争もです。

特に組織社会を大切にする日本ではそれは顕著かもしれません。

実際に、「出る杭は打たれる」と言う言葉もあるように、優秀な人への妬みはあるでしょう。

さて、そんな妬みですが、トゲパワーにせず、しっかりと向き合う必要があると思います。

妬みは、相手の成功を見ることで、自分への劣等感や自己否定の感情を変化させた結果によって二次的に生まれる感情です。

つまり、相手の成功を素直に認めて賞賛することで、自分への否定的な感情へ変換を止めることができれば、妬みは生まれません。

妬みはルサンチマンに陥ることもあるので、気をつけてください。

強者に恨みを持ち、自分の弱さを正当化するルサンチマンに陥らないための方法
誰よりも幸せになりたいと思ったことはありませんか? 誰だって幸せを掴みたいものです。それは私だって同じです。 ...

おまけ

MAAのチャラリートとダイガンはパップルのしもべではないので、全然助けませんでしたね(笑)

29話

考え方の不一致が引き起こすストレス

ジェロス「今日はお説教かしら?」

ドクター「うーん。若者は察しがいいね」

ジェロス「だけど今の段階で結果を求めるのはベターじゃないと思うわ」

ドクター「ペラペラ喋る暇があるなら、さっさとミライクリスタルを奪ってこい」

ドクター「見た目ではなく、我が社に錦を与え給え、なんてな」

ジェロス「オールドメンは頭が固くて嫌になっちゃう。年だけは取りたくないわ。明日なんて来なければいいのよ」

いつもヘラヘラしているドクターのきつい目つきには驚きましたね。

実際、新体制になってからも失敗続きのクライアス社。

さらに経営層クラスのメンバーばかりになっているので、一枚岩ではありません。

そんな時にジェロスの「今は結果を求めるべきではないと思う」は言い訳に聞こえたのでしょう

流石のドクターも怒りをあらわにしたと言うわけです。

恐らくジェロスが何を考えているか、共有されていないのでしょう。

そのため、机上の空論よりも、行動で示せ、というわけです。

一見、ジェロスが言うように「年寄りは頭が硬くて、理解されない」という世代間での考え方や価値観の差に苛立ちを感じるのかもしれません。

しかし、ジェロスの作戦等が共有されていないという組織的問題も感じます。

別の見方をしないと見えて来ないこともある

ジェロス「WOW!まるでオールドタウンね。辛気臭くて気絶しそう」

タクミ「だがしかし」

ジュンジュン「アスパワーが溢れている」

ジェロス「明日への希望なんて抱いても意味ないのに」

ジェロスは海外赴任からの日本のあざばぶ市に来た設定です。

すると日本の働き方や考え方には疎い、というよりも彼女が今までいた最新のビジネスやその環境こそ、正しいという考えが強く現れています。

昔ながらの商店街にアスパワーが溢れている本質に目を向けることができていないのです。

これはビジネスをやる上では大きな損失を生む可能性もあるでしょう。

ジェロスが考えるように、「昔ながらの商店街に明日がない」そういう面もあります。実際に、多くの商店街がなくなったり、シャッター街になったりしています。

では今残る商店街はなぜ今でも繁盛しているのか。

それは顧客からの信頼があるからでしょう。

価格や品揃えを言い始めたら、大手(イオンなどの大型店舗)には叶いません。

でも人は必ずしも機械的に店を選ぶわけではなく、「〇〇さんのお店なら大丈夫だ、信頼できる」という心情的に店を選択する場合も多いのです。

プレジデント・クライは幸せな状況で時を止める事で、幸せに永遠をもたらせようとしていたことを考えると、商店街のアスパワーの多さにしっかり目を向けることがジェロスには必要だったと思います。

おまけ

ばばは強しwww

人は昔から愛した大切なものを守りたいと思うものなのです。

30話

クライアス社の幹部も海外出張に行きたい

リストル「調査によると、プリキュアは海外旅行中らしい」

ジェロス「海外!?」

リストル「広い世界から彼女たちを探し出すのは困難を極めます。ということで、今回は特別に私が出張を」

ジェロス「No program。海外でしたらEnglishがvery wellな私が」

リストル「いやいや、このリストルが」

ジェロス「社長秘書は社長についてないと」

ドクター「良いね!海外出張、胸が踊るね。行ってきまーす」

リストル&ジェロス「あ・・・」

この人たち、何をやっているんでしょうね。

クライアス社はあざばぶ市以外に出たことありませんし、社長秘書のリストルは未だプリキュアとの戦闘にも出たことはありませんね。

人は同じ環境にいると、閉塞感を感じてしまうものです。

そんな時に海外出張。しかも目的のプリキュアはどこにいるかわからない、つまりプリキュア捜索目的で海外で羽を伸ばすことが可能なのです。

こう見ると、クライアス社の社員も、自分たちが楽しむことを優先しているのがとても微笑ましいですね。

以下も今の幹部だけでなく、昔からそのようなので、社内交流や親睦、慰労会など積極的だったのかもしれませんね。

リストルも日本酒持ってますし。

仕事とリフレッシュのバランスが重要

この回では、ドクターは温泉を楽しみ、エミルとルールーの歌を楽しみました。

よくある悪役であれば、敵のすることに対して、なんでも反発するものです。

しかし、ドクターは仕事をするときは仕事をする、休むときは全力で休むようなところが見受けられます。

本当に敵なのか?と思うほど、人間味がありますね。

働き方の面で見てみると、このような働き方はとても重要です。

好きなことを仕事にしていた場合でも、仕事のストレスは溜まってしまうものです。

そのストレスを抱え込めば、抱え込むほど、仕事の生産性は落ちます。

理由としては、ストレスによる疲労、集中力の低下などが引き起こるためです。

そのため、仕事を離れたところではしっかりと休む必要があるのです。

ドクターは一応仕事中ではありますが、温泉入ると心身共にリフレッシュをすることで、プリキュアとの戦闘に備えることができたと考えることもできます。

常に気を張るのではなく、しっかり緩めるところは緩めるといった切り替えが重要です。

仕事のネタは仕事外にある

多彩なドクターは卓球をやりながら、プリキュアの様子もチェックしていますね。

さて、先程は切り替えの重要性について説明しましたが、仕事以外のところでも仕事に役立つことはたくさんあります。

例えば、今話ではドクターは卓球に負けた人からトゲパワーを取ることができました。

もし、完全にリフレッシュモードであれば、取ることはできなかったですし、

もし、完全に仕事モードであれば、そもそも卓球はしていなかったでしょう。

つまり、ドクターはリフレッシュをしつつも、クライアス社の仕事を片隅においていることで、チャンスをつかむことができました。

このように仕事につながるものは仕事以外のところにもあるのです。

私自身もこの記事のようにプリキュアをビジネス視点で観ることで、仕事につながる学びを多く手に入れました。そして仕事に役立った点もあります。

仕事につながるチャンスはどこにでもあります

リフレッシュの中でも、趣味の中でも、学びを生かすことが、最終的にはビジネスにとっても良い効果をもたらすのです。

おまけ

この動物はなんでしょうね?

見た目はプレーリードッグっぽいですが、アフリカにはいません。

ミーアキャットと考えることもできますが、肉食のため、ハリーが危険です。

すると、模様が入りますが、アラゲジリスなんでしょうか。

31話〜はこちら