電動アシスト付き自転車は「ラク」だけなじゃない。日々の運動習慣を増やして健康的に!

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普段運動していますか?

運動に関して面白いニュースが入ってきたので紹介します。

電動自転車は健康的で「ズル」ではない 新たな調査で確認

論文はこちら

電動アシスト付き自転車、乗っていますか?

もし乗っているなら嬉しいニュースです。

なんと電動アシスト付き自転車が健康に良い、という研究結果を示した。

普通の自転車よりもラクするために乗っているのに関わらず、健康的になれるなんていい話です。

今回はこのニュースについて解説いたします。

ニュース概要

調査方法

過去に発表された17の論文発表をまとめた総説的な発表です。

全ての論文に書かれた参加者をまとめると300名

そして、

  • それぞれ運動による身体活動
  • 心臓の動き
  • 代謝
  • メンタルの結果

をまとめています。

結果

結果を簡単にまとめると、

電動アシスト付き自転車を使うメリットは次の通りです。

  • 活動量は、自転車>電動アシスト付き自転車>徒歩
  • 心肺機能の改善は自転車と同程度
  • 代謝やメンタルの改善は他の運動とまだ決定的な差は見られない

つまり、エネルギー消費や心肺機能の改善には効果があるということです。

通勤時を考えると、

車やバス、電車で座っていることよりかは電動アシスト付き自転車の方が運動ができて、健康的である

ということです。

より詳しく解説

上記でざっくりと、ニュースと論文の内容をご紹介しました。

しかし!

この結果パッと見ただけでは勘違いされやすい部分があります。

その点を踏まえて解説します。

電動アシスト付き自転車では同じ距離の運動量は少ない

例えば、通勤時に家から駅まで1kmの距離の移動を考えてみます。

徒歩では時間がかかります。その時間中体を動かしているため、エネルギー消費量は大きくなります。

対して、通常の自転車では徒歩の1/4〜1/3程度の時間でつきます。その結果、エネルギー消費量は徒歩に比べて小さくなります。

最後に、電動アシスト付き自転車は通常の自転車と同じ時間でつきますが、電動アシストによって、エネルギー消費量が小さくなります。

まとめると、同じ距離におけるエネルギー消費量は

徒歩>自転車>電動アシスト付き自転車

なのです。

つまり、

いつも歩いている距離を電動アシスト付き自転車に変えると、かえって運動にならないということです。

移動を自転車に置き換えた場合、電動アシスト付き自転車は心理的なバイアスが低い

もし、今電車や車で移動しているところを自転車に置き換えを検討する場合を考えてみましょう。

電車や車の場合、エネルギー消費量は少ないです。

移動における心理的な負荷(嫌だな、めんどくさいな、疲れそうなどメンタル面への影響)はとても低くなります。

それを普通の自転車に置き換えた場合、運動量がぐっと上がるので、エネルギー消費量は大きくなります。

しかし、「疲れそうだな」、「坂が辛いんだよ」、「冬は寒い」などの心理的な負荷が大きくなります。

そのため、運動が嫌いな人にとってはやりたくないという心理的なバイアスが大きくなり、電車から自転車に変えようとは思わない、傾向になりやすいのです。

これが電動アシスト付き自転車の場合、普通の自転車よりもエネルギー消費量は小さくなります。

しかし、「アシストがあるからラクできそう」「これなら自分でもできそうだ」「坂も辛くない」と通常の自転車よりかは心理的な負荷が小さくなるのです。

つまり、運動が嫌いな人でも比較的やりやすく、でも運動になるので健康効果が得られるということなのです。

電動アシスト付き自転車なら通常の自転車よりも心理的に気軽感がある

電動アシスト付き自転車と通常の自転車を比較すると

通常の自転車

  • 値段が安いのもある(上限は果てしない)
  • 自分でこぐので疲れる
  • 坂や風が辛い
  • エネルギー消費量は大きい

電動アシスト付き自転車

  • 値段の下限も高い(上限は変わらない)
  • アシストはあるが、自分でこぐのやや疲れる
  • 坂や風でもこげる
  • エネルギー消費量は下がる

電動アシスト付き自転車は、通常の自転車よりも運動経験がなかったり、運動が苦手な人でも疲れにくい

その結果、運動経験が少ない人でも長い距離・長い時間を普通の自転車よりも走りやすい

ということなのです。

自転車の健康効果全般からの考察

ここからは管理人つむぎの私見も含めて、自転車による健康効果と電動アシスト付き自転車についてまとめます。

自転車は長時間走るから健康に良い

運動の中でも自転車で走るサイクリングは有酸素運動に入ります。

有酸素運動とは、

筋肉に軽い負荷をかけながら規則的な運動を繰り返し、酸素をとりこんで体内の脂質や糖質を燃やす運動のこと

特に運動し始めから20分以降に、体内の脂質を燃やし始めるため、ダイエット効果が高いと言われています。

つまり、この20分以上の運動し続けるという点が重要な点です。

ウォーキングならやりやすいですが、景色の移り変わりがないので、飽きやすいです。

ランニングは、運動習慣がない人にとっては20分以上走るのこと自体が負荷の高い運動であり、ハードルが高くなります。

そしてサイクリングの場合、そこまで疲れずに長く走ることができ、景色の移り変わりを楽しめるのです。

つまり、普段運動していない人でも比較的やりやすい有酸素運動がサイクリングです。

さらにサイクリングは最近話題の体幹も鍛えることができる点もメリットです。

電動アシスト付き自転車はハードルを下げるのがいい

サイクリングとして電動アシスト付き自転車を使った場合はどうでしょうか。

上述しましたが、電動アシストによって心理的な負荷を下げてくれます。

  • 登り坂がつらい → アシストがあるので大丈夫
  • 行きは楽しいけど、帰りがつらい → アシストのおかげでそこまで疲れない
  • 風で進まない → アシストのおかげて進める

通常の自転車でキツイ部分をアシスト機能によってサポートしてくれるため、続けやすいというメリットがあります。

ただし、電動アシスト付き自転車にもデメリットはあります。

  1. 車体が重い
  2. 充電を気にしなくてはいけない
  3. 価格が高い

電動アシストなので、事前に充電が必要になります。

充電を気にしなくてはいけないのではメンドくさがり屋にとってはデメリットです。

しかも、電動アシスト付き自転車は通常の自転車よりも重量が重くなるので、充電が切れた後は走るのがより大変になります。

特に子どもを乗せて走る場合は男性でもキツイとの声もあります。

最後に価格が高いです。

2019年1月時点で一番人気の車種

ちなみにこの値段なら、GIANTのアルミフレームのそこそこのロードバイクを買ってもお釣りがきます

通勤を電動アシスト付き自転車に変えるのは主要都市圏の中心部なら効果が高い

通勤を電車や車から電動アシスト付き自転車に変えるメリットが高いのは主要都市部に限られる、というのが私の意見です。

都市部を離れると車通勤がすごく増えますね。

これは電車やバスなどの公共交通が少ないのと同時に、車の方が移動が便利というのがあります。

車専用道や、自転車が通れるようなスペースが少ないところも多いです。

さらに夜中になると街灯が少なく、暗いところもあるからです。

対して都市部です。

東京を例にすると、都内は坂道が非常に多いです。

電車で長距離移動が多い人が多い反面、近場でも坂とかを考慮して自転車に乗らない人もいるかと思います。

その点、電動アシスト付き自転車は坂道を楽にしてくれます。

また疲れた時には電車で行ける点もメリットです。

つまり、習慣的に運動するために通勤方法を電動アシスト付き自転車に変える方法は、

都市圏(特に坂が多いところ)であり、疲れている時には電車で帰れるようなところにお住いの方こそメリットが高い

と言えます。

最後に

電動アシスト付き自転車は通常の自転車よりも運動に対する心理的ハードルを下げ、しっかり運動による健康効果を期待できることがわかりました。

やっぱり運動は続けることが大切なので、少しでも心理的なハードルが低いと長続きするものです。

そして健康のためにサイクリングをする人も増えてはいますが、悪質な運転も増えています。

通常の自転車でも電動アシスト付き自転車でも、安全運転に心がけて、楽して運動習慣をつけましょう。