乗り物酔いする人必見!酔い止めの選び方

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乗り物酔いは本当につらいです。

だからこそ、乗り物酔いのメカニズムを書いてきました。

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体調が万全であれば、これからの方法で十分、乗り物酔いを防ぐことができます。

しかし、体調が万全ではないときはどうしたら良いでしょうか?

そういう時こそ、便利なのが酔い止め薬です。

今回は酔い止め薬の種類とオススメのものを紹介します。

酔い止めの成分

酔い止めはどれも有効成分の含有の違いによって、効果が異なります。

そこで、自分の乗り物酔いの傾向や体調、そして移動後にやることを考えて、薬を選択する必要があります。

今回は、薬の成分について紹介します。

具体的に成分の総称、成分名、効果をまとめていきます。ぜひ酔い止めを買うときに何が入っているのか確認してみましょう。

抗ヒスタミン

クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン、プロメタジン、メクリジン、ジメンヒドリナートなど

抗ヒスタミンというと昔から鼻炎薬として広く用いられている成分であり、めまいを抑える効果があります。

また、抗ヒスタミンは鼻炎薬の副作用でもある眠気も催します

そのため、寝てしまうことで乗物酔いを回避することが期待できます。

逆に言えば、寝たくないときは避けたほうがいい成分です。

キサンチン系薬剤

カフェイン、ジプロフィリン、アミノフィリン、テオフィリン

キサンチン系薬剤は、中枢興奮作用を持っており、この作用によって視覚的情報による揺れと、体が感じる揺れの矛盾から起こる感覚の混乱を抑え込むことができ、めまいを軽減することができると考えられています。

また、カフェインは眠気を覚ます効果があるので、前述の抗ヒスタミン薬による眠気を軽減してくれます。

ただし、カフェイン以外の成分は気管支拡張作用や強心作用があるため、多量摂取は体に害を引き起こすため、用法・用量は厳密に守る必要があります。

特にテオフィリンは他の薬との相互作用が非常に多いです。そのためもし他に薬を飲んでいる場合、医師や薬剤師に相談することをオススメします。

カフェインは市販薬に配合されることも多く、かつ日々コーヒーやお茶、エナジードリンクなどで多く摂取することもあることから、過剰摂取に対して十分に注意が必要です。

抗アセチルコリン成分

スコポラミン

抗アセチルコリンは中枢性の作用により感覚の混乱を抑える効果があります(抗コリン作用)。

カフェインに似ていますが、自立神経が反射的に反応することを抑えて吐き気やめまいを軽減します

吐気やめまいに対しては非常に優れた効果を有することから、乗物酔いの有効成分として中心的な役割を果たします

ただし、この「抗コリン作用」は緑内障や前立腺肥大症などを悪化させるため

これらの疾患にかかっている方は市販の乗り物酔い薬は服用できないことが多いです。

そのため、それらの病気にかかっている方は医師に相談しましょう。

アミノ安息香酸エチル

胃粘膜の知覚神経を麻痺させることで反射性の嘔吐を防ぎます

胃腸薬にも配合されている吐気止めです。

乗り物酔いで吐き気を催す場合は、アミノ安息香酸エチルを含むものを選びましょう。

ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素

鎮静成分として頭痛薬などにも配合されている成分です。

中枢神経系の抑制作用により嘔吐やめまいを軽減します

また、鎮静作用により不安や緊張を取り除き経験からくる乗物酔いにも効果を期待できます。 催眠作用があり眠気を催すので注意が必要。

酔い止めの多くは上記で紹介した成分を複数配合しています。

そのため、見ながらで構わないので、自分にあったものを探しましょう。

年齢別、酔い止め薬の選び方

酔い止めは各社様々な製品が販売されているため、私も使用しているエーザイの「トラベルミン」シリーズでご紹介します。

大人

大人の場合、選ぶ基準は3つ

  1. 効果の持続時間
  2. 眠気の強さ
  3. 現在の病気

効果の持続時間

効果の短いものは数時間、長いものだと丸一日効果が持続します。

その時の体調と移動後の予定に合わせて、選びましょう。

特に重要なのは次の眠気です。

眠気の強さ

抗ヒスタミンの成分の含有する酔い止めは眠気を催します。

効果が短いものであれば、移動中は寝て、到着して目を覚ますこともできます。

対して効果が長いものは、薬を持ち運ぶ必要がなくなる反面、眠気も持続します。

そのため、海外に行くような移動時間が長い場合には効果的ですが、

電車で移動後に車に乗り換えて、運転するような場合は、眠気が続くのは事故のリスクを上げてしまいます。

そのため、予定に合わせて、効果の持続時間と眠気の強さのバランスをしっかり確認して選びましょう

現在の病気

抗コリン作用がある場合、酔い止めの使用は難しいです。

その他、持病があり、薬を服用しているときは副作用の危険性があるため、必ず、医師や薬剤師に相談しましょう。

また、しっかり用法を確認しましょう。

子供

子供用ので一番チェックする必要があるのは、対象年齢です

例えば、上記で紹介した「トラベルミン」はどちらも15歳以上です。

トラベルミンシリーズでは

11歳以上

5歳から14歳

また家族で使用できる5歳以上対象のファミリータイプがあります。

効果の強さが関係しているため、必ず対象年齢のものを使用しましょう。

また、もし子どもに酔い止めを渡す場合も、自分が使っているものが子どもに大丈夫かしっかり確認しましょう。

そのほか、酔い止めグッツ

サングラス

サングラスは、目から入ってくる情報を和らげてくれます。

そのため、車中から見える目まぐるしい景色の変化を抑え、車酔いの防止に役立ちます。

また、太陽光の強い刺激によって引き起こる疲労感も和らげることができます。

酔い止めメガネ

こちらのメガネはメガネのフチの部分に色のついた水が入っており、視界中に正しい水平の位置を教えてくれるものです。

良いは視界と揺れによってバランスのズレが生じることで引き起こります。

そのため、視界中に正しい水平位置を教えることで、そのズレを無くし、乗り物酔いを抑えるというわけです。

ツボ押しリストバンド

乗り物酔いに効果があると言われている手首にあるツボ「内関(ないかん)」を押すことで酔いを抑制することができる商品です。

内関は、手首(手のひら側)のしわから、ひじに向かって指3本分の場所に位置しています。

リストバンドがなくてもここを手で押すと効果があります。

最後に

乗り物酔いは本人はつらいけど、周りからはあまり分かりづらいのが欠点です。

普段はしっかり寝て、疲労を回復して、乗り物酔い自体が起こらないようにするのが一番ですが、必要に応じて酔い止めを利用することも大切です。

良い移動、楽しい旅行にするためにも、酔いを防止しましょう!